第55話 空間感知

あれからさらに数時間経って、気配感知のスキルのレベルが10になり空間感知に上昇したけれどまぁこれで、空間魔法が使えるかと言うと、使えるわけもなく今の所その肝心の空間感知も全く発動する気配が無い。


とまぁ無駄な努力だと思うけど幾つか有用な事を知れたから不問としておく、それでその肝心の内容は、先ずけんぞくはお互い試合形式で能力を伸ばした方がスキルの伸びが良い事で、これも棒術の訓練を一体づつにやらせていくよりも2体で試合形式で伸ばした方が、上昇する能力値は上がるらしい。


それと気配感知がレベル10まで上がったことである程度の攻撃までなら対処できるようになりそれで適切な魔力量を込めた結界で相手の攻撃を弾くと言う、便利でカッコいい使い方が出来るようになるかも知れないと言うことだ。


まぁそれなりの収穫があり棒術を鍛えてる半死鬼にはお互い試合形式で能力を伸ばせと命令しておく。


それと一番重要なのがさっきも言ったカッコよさだ。


今の所私の姿を見たものは衛兵や眷属だけだけどこれから色々な人たちに顔を見せる機会が生まれて、それでいてドタドタと走るようだったら恰好がつかないから、まぁそれを矯正するスキルを習得できないかなと思っている。


それでそのスキルを、先ずは手持ちのスキルポイントで、習得可能の範囲でそれらしい効果を持つスキルを探していく。


それで見つけたのはスキル優雅と言うスキルでこのスキルは、文字通りあらゆる行動で、それらしい立ち振る舞いを身に着ける事で習得できるスキルらしくて、まぁこれを習得する方法はもう分かっているようなものだ。


それはずばり...矯正する。


まぁ極論このゲームで習得するスキルは、全てが努力しないと身につかないというものですから仕方が無いですがまぁそれらしく頑張ってみましょうかね。




と、こんな感じの決意から約1週間都市に体力回復薬の在庫を補充するために行かないと行けないが、まぁ初めに言うなら完全に失敗した、と言うかスキルの1つも習得できなかったというのが正しく、その理由が、それらしい振る舞いを知らないという事が大きくこれまでのスキルは、全てある程度分かっていはいたけどこの優雅のスキルだけは、どんな感じの優雅さが求められているのか理解が出来なかったせいでこの1週間をドブに捨てたようなものだ


それから都市に出向き眷属に商品である体力回復薬の補充と優雅さを学ぶための本などを購入し浮てもらう、前に町を見たときに本屋を見かけてそこの平均的価格は、体力回復薬の売り上げがあれば1,2冊は余裕で買えるほどの値段になる。


まぁ本自体は結構安いですからねぇ現実世界では全てが電子となった影響で紙は昔に比べたら微妙に高くなっているというのを知ったことがあります。


ですけどどうやら眷属が言うには錬金術の内の等価交換の法則により紙を作成するための植物を魔法ではやして、それを錬金術を用いた大量生産で、安定供給するという方法で、本自体がかなり元の世界よりも安くなっているらしいです。


それから次の集合を、明日の今の時間と決めてから私は、迷宮に帰った、この時に特に進化はしていないが弓を使うゴブリンが攻撃をして来たけど、ギリギリ防ぐことが出来た。


ゴブリンの身体能力事態は知能がある種族なら平均より遥かに下で真面にスキルを駆使しで戦うということが少なくそれぞれ適当な武装を持っているがゴブリンの攻撃は真面なダメージになることは無く、このゴブリンのの弓の威力はお世辞にも高いとはは言えず、簡易結界で身を守っている自分には攻撃を打ち込んでいる様だった。


「まぁこれ以上されてもウザいだけですし」


そう言いながら私は、魔弾の魔法を発動させてゴブリンを殺す


「今ので簡易結界の威力は分かったな、あの程度の弓使いの攻撃は通らないと分かっただけあのゴブリンにも利用価値があったな」


そう言い残しながら私は自身の拠点たる迷宮に帰る

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