第33話 錬金術と神の真実
まぁこれを見なかったことにするのは絶対無理なんですけど、兎に角先ずは出来る事を考えていきましょうかね。
とりあえず悪逆天神の極小魔力石がタップリ必要だからそれにまだメインのリッチの解体も終わっていないですしやることが一杯ですね。
それからは、先ずリッチの解体を終わらせ皮膚や指輪骨に至るまで回収したらまぁ体の部位は、殆ど変わらずにまぁアンデット種にしては、綺麗だなと言う印象しか無いけど指輪を見た瞬間目を見開いた。
名前 ソルランの指輪
分類 道具(魔法補助具)
品質 高
説明 高名な道具技師ソルランの作った指輪で殆どの魔法の発動を補助するが唯一神聖魔法は補助が効かない
追加効果
魔法発動補助Lv3.魔法効果補助Lv4.神聖無補助
まぁまぁ強い道具が出てきたこれについては、後々じっくり考えるとして今考えるべきは悪逆天神の事が最優先となった。
なにせ私の生誕を担当した神で本来管理外となるのに私を生み出した理由そして魔物の管理神と偽った理由それを聞いてみたいからだ。
そうすると私は、一切の迷いなく他のこれまでの道中で集めた魔玉石から悪逆天神の力を抽出する作業を繰り返す。
それを数時間かけて終わらせて今度は、魔力石を圧縮する事にする。
なにせ肝心の品質が全て屑だったらこれからは魔力石を圧縮し続けて品質を上げる作業に入る
まぁ圧縮はそれ自体は、結構簡単な作業で、さっきの抽出の所を圧縮にしてさっきとは逆回転にすればいいだけでさっきも言った通り精密動作と集中のスキルを持っていたら結構簡単に終わる
そうして圧縮を繰り返して繰り返した事で全部の魔力石の品質が屑の上の低まで上昇したけれどこれ以上は素材を無為にしてしまいそうで怖くなり取り合えずこの品質なら大丈夫だろうと、次は、合成を選択する。
合成は、結構難しい作業でこれまでの様に棒でかき回すのは勿論のことそれ以上に大切なのが素材の投入の順番で、これを失敗すると素材が無駄になるケースもあるらしい。
それを踏まえて先ずはリッチから取り出した魔力石をコアにしてその後にゾンビから出てきた魔力石を入れてかき回す。
それから暫くしてこれまでとは反応が全く違くて、それは、これまでは少し水が蒸発するだけだったけど今回は大釜の中の水全てが蒸発したのだった。
その大釜の底にあるのは一つの水晶玉の様に丸い物体が底にあった。
名前 悪逆天神の神結晶
分類 道具
品質 低
説明 悪逆天神の加護を持っている存在しか作り出す事の出来ない結晶で悪逆天神と会話する力がある
という触れ込みですけど全く返事がありませんね。
うん?何か迷宮管理のスキルに所に見た事のない機能がありますね。
迷宮管理の画面のページの一番最後に新しく追加されたらしいページには、神に魔力石を捧げ力を増幅させよ。
と書かれていてこれって迷宮管理を持っていて尚且つこんな魔力水晶を作らないと追加されない程の所となるとどんな物があるのかわくわくしていて、結果は、まぁ書かれている通り魔力石を捧げればその神は力を増幅させると書かれているけど最後に注意書きが書かれていた。
多分これは、私にしか書かれていない説明で内容は、悪逆天神は現在力を大幅に失っており今は辛うじて現世に繋ぎ止めているに過ぎない。
それを見てどこか分かったことがあるそれは、迷宮の核はかなりデカく現に大迷宮核の魔力を全力で迷宮作成に使ったら、今の迷宮管理のページを見る限り50層は問題なく運用出来て尚且つ成長にも投じられるという程の力を持っているのに不思議に思ったのだ。
現にあるのは大方自然に出来た0層を含めて約6層しかも魔物はボスのリッチの力で呼び出した召喚物らしくてそれに罠も宝箱も無く迷路だって殆ど無い単調で無駄を極限まで省いたとなると聞こえは良いけど実際は、それを作り出す魔力すら何かに捧げていたことになる。
となるとそれは唯一つあの大迷宮核の殆どのまぁ具体的な数字に表すと97%程の魔力は、全て悪逆天神の存在を最低限維持するのに使われている。
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