第13話 魔力1

ゾンビの退治は手慣れたもので今では爪と毒攻撃のお陰で容易く処理できるようになっていた。


まぁこれでも1層のゾンビには勝てるイメージが全くないんですけどねいや違いますね倒すだけなら頑張れば倒せます何せ1層したと言ってもゾンビ何ででもそれ以上に恐ろしいのが知能が高い事なんですよね。


そんな事を考えていたら倒せましたね。


そう考えながら私は初めてゾンビの解体を開始する。


私は別に失敗しない外科医でも何でもない唯の女子高生何で解体や内臓の知識なんて物は理科ぐらいですけどまぁ何とかなりますよね。


「はいなんともなりませんでした。」


そうとしか言えない程に大失敗してしまった何せゾンビで体は腐っているのにそれ以上にう~ん簡単に言うならばお茶の間に出せないような残酷な姿になってしまった。


これは完全に失敗しましたねまぁそれでもこれくらいは取り出せたんですから御の字でしょうね。


名前 不明

品質 不明

分類 不明

説明 不明


ものの見事に不明祭りですねまぁ鑑定は自分が知っている情報を引き出して鑑定するという特性上私の種族であるゾンビ以外の物はこんな感じに映るんですよね。


そう悩みながらどうすればいいか頭を捻りながら考えてみる。


そうして思いついたのは観察を試してみるという事だった。


観察は今までは鑑定の下位互換としか思っていなかったけど思えばそれは私がただレベルを上げる為に適当に観察した結果でもう少し詳しく観察すれば何とかなるかもと思いながら観察を発動してみる物の多分今のままではどんなに頑張ってもウンともスンとも言わないと勘が囁いている。


それから私は現状を打開する手段が無いかスキル取得画面を開いて眺めていた。


でもそこに並ぶのは<投球><剣術><頭突き><貫手><目><心臓><髪>と言う体の内臓的なスキルに興味が出るも今じゃないと思いながらスキル取得画面を見ているとある一つのスキルが目に映った。


それは<魔力感知>これだと思いながら先ずは鑑定を発動させるこの画面でも鑑定が使えると貫手の辺りから気が付いたそれを実行するとこんな文章が出てきた。


魔力感知・通常では目に見えないエネルギーである魔力を感知する為に必須のスキルであり魔力を使わないでは、本来の力を引き出せない


そう書かれていたでもポイントが10と多く残りは7になるから結構な覚悟がいる事だった。


まぁ取得するんですけどね。


《アイシスは新しくスキル<魔力感知Lv1>を取得しました》


よーし取得できましたね。


そうウキウキで発動させてみると魔力と言う名のエネルギー?感じ的には水の様な感じのエネルギーが有るかなぁ程度には感じられた。


まぁこれを操作しようとすると途端に魔力は消えるし感知する為には座って集中しなければならないと現時点では使えないスキルだったけど私は、スキル本来の力と言う文言に惹かれたので頑張って鍛えようと思っている。


あれもう時間ですか?


私はリアルの方でもうすぐ晩御飯やお風呂の時間なことをリアル時間が分かる時計でしり直ぐにログアウトする。


結局これまでゾンビ以外とあっていませんね。


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