第3話私、坂田里香は、瞳君が可愛い、愛でたい。

私は、坂田里香です。

瞳君の家からは、300mくらい先の家に住んでいます。

(実は近所です)(自治会が違うので、子供会は別でした)


入学式の日に、瞳君の前をゆっくり歩き、並ぶようにしたこと、音楽部に誘ったことは、計画通りです。


実は、中学生の時から、散歩の途中で、瞳君のピアノを聴いていました。

(窓から音が漏れて来ていたので)

(先生が来てレッスンか、あるいは個人練習、その両方です)


瞳君のピアノを聴いて感じたのは、音の粒がきれいなこと、そしてリズム感の良さ。

でも、あまり激しい表現は得意でないみたい。

(モーツアルトよりベートーベンの弾き直しが多かったから)


ただ、他の楽器の経験は不明だったから、誘いついでに聞いてみました。

そうしたら、ご承知の通り「ありません」との返事。

迷いはしませんでした。

隣でトランペットを吹かせようと思いました。

(ほぼ、無理やりかも)


瞳君のルックスは・・・うん、可愛いです。

おでこは、広め。

髪の毛はフワフワ、自然にカールしています。

眉毛、素直にいい感じ。

まつ毛・・・長いな、可愛い。

二重まぶたです。(なめたくなります)

まん丸い大きな目。(キラキラしている)

あごがキュッとして。

鼻筋は通っています。

AIで描いた美少女モデルのような顏。

(まだ中学生みたいな感じもありますよ)


「彼氏」ではなくて、「弟」(まだ妹感もあります)にして、デートしたい感じの子です。


音楽部だけでなくて、個人的に「デュエットしたいなあ」って思います。

(独占して、愛でたい)

(年上だからリードしたい)


少し心配なこともあります。

音楽部の他の女子が、瞳君を見る目です。

(なんか、アヤシイ感じもあるので)


だから、最低でもトランペット、隣に座らせて、徹底密着します。(離しはしません、可愛いから)

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