第2話 あっという間に5歳児です。


俺が転生してからもう何年かたった。

とりあえず、俺はものすごく記憶力がいいことが分かった。


だって一年間で母親たちがしゃべる言葉が分かるようになったんだから。


予想通り、金髪の女性が俺の母親で名前はフィオナ。

白髪のおばあさんはおれの祖母(乳母でもある)のサナ。

父親は金髪の男性のレン。


そして、俺の名前はフィンだ。


しかしここはどこの国なのだろうか。

ここの国の言語は英語ではなかった(いうほど英語できないけどね!)

そして、日本語でもないうえに両親は金髪。。。


ここまで来ちゃったらもう異世界だったりして。

そしたらうれしいね!


そんなことは置いておいて。


俺の父親はよくわかんない仕事をしている。

毎朝早くに出て行ったと思ったら夜に帰ってくる。

そしてなぜか家の庭で素振りをしているのだ。


もしかしてだけど俺の父親って剣士じゃない?

もしそうだったら俺は鍛錬して強くなりたい。


それで楽しい転生ライフを送るんだ!



と楽しくしていたら俺はベットから落ちてしまった。


痛ッ


ゴンときれいな音をしておちたので何事かと

母親たちが見に来た。

そして俺の頭をなでながら不思議なことを言い出した。


「大地をつかさどる聖霊よ、汝の傷を癒したまえ!

 ヒーリング!」


え・・・

もしかしてだけど、これって回復魔法?


すげーーーーーー!

俺の後頭部の痛みが嘘かのように消えていく。


すごッ


もしかして俺、剣だけでなく、魔法も存在する世界に来ちゃった?

なら、魔力も存在するってことだよね?




厨二心がくすぐられるーー

中学一年生で転生したけど、、、、、


「せっかくの誕生日にけがしちゃうだなんてフィンたら

 おっちょこちょいなのね」


「誕生日?」

え?今日って誕生日だったの?


「あら?今日はフィンの誕生日じゃない。」

とおかあさん

続いて

「そうですよフィン。」

とおばあちゃん


そうなの?

「何歳?」


「5歳でちゅよーー」


「フィオナ、もうフィンは5歳なんだからおやめなさい。」


「あら。そうだったわねお母さん。」



俺、もう五歳なんだ。

つまり、精神年齢はもう18歳。成人じゃん。


年取っちゃった。



すると、もう朝7時くらいなのに

父親のレンがやってきた。


「フィン、お前ベットから落ちたのか?」


「うん」


「気をつけろよ。」


というか、なぜ父親は家にいるのだろうか。

ハッ。もしかして辞職したとか?

それでニートになったのかな?


「お父さん、お仕事は?」


「今日はお前の誕生日だから特別に休んだんだ!」


ほっ。さすがに無職ニートにはならないか。


しかし、俺のために仕事を休んでくれるだなんていい親だな。

素直にうれしいと感じでしまう。


そのあと、俺たちはご飯をだべたりお昼寝したりして

あっという間に夜の誕生日パーティーの時間となった。





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誤字・脱字等があったら教えてくれると幸いです。

ちょっと更新をゆっくりにします。

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