第11話燃えよソウル!

「ナニー!? やんのかコラ!」


間髪入れずメンバーが反応した!


 ヒュー!ヒュー!ブォン! 


パラリラパラリラ! 


クラクションと指笛やヤジが二人を挑発していた。


 奇声やカラ吹かしが斜めに横に跳んで行く!


 バイクのアイドリング音より大きい怒号が鈴蘭の丘と鵯越墓園に鳴り響いていた。

「なんだ、マジかよ!」冷静に思考を凝らし、ガッカリした声が多かった。


「オトコに焼き入れろよ!」憎しみを込めた睨みの視線が三咲に刺さる。


 愛するケンを守る! ソウルが燃えていた!

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