第8話 パーティーハウス


 今のおれのレベルが、


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玉城 幸太  二十二歳

レベル96    職業 魔法剣士

スキル

創造魔法 アイテムボックス マップ 四大魔法(火、風、土、水)回復魔法 身体強化付与魔法 氷魔法 雷魔法 プロテクション ネットスーパー

ユニーク

千回一技

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 さすがドラゴン倒してるからレベルが半端なく上がってるな。ギースやウィスもレベル上がってるだろうしな。

 それにしても活気のある街だな。

 ここにパーティーハウスを作るか、

「でどう思う?」

「おれは賛成!また戻るのもなんだしな」

「おれもー!」

「ピィー」

「んじゃ賃貸でまず探そうぜ!」

 買っちまうと後が面倒だからな。

「いいんじゃねえの?買っても」

「管理が大変だよ」

「そうそう、持ち家になったら色々やらなきゃだからな」

「うしっ!そうと決まれば商業ギルドだな」

 ギースがそう言うと、

「だね!初めてだよね?商業ギルド」

「お、おう」

 綺麗な建物が商業ギルドらしい。

「さて。口はお前に任せるよ」

「な。みんなで考えるんだろ?」

 ギースが押すがおれが考えた方がマシだろ。

「賃貸物件を探しているのですが?」

「はい!どのような物件ですか?」

「三部屋はあって。リビングダイニング。風呂がついてれば最高ですね」

「ではこのような物件はどうでしょう?」

 四部屋とリビングダイニングがあって風呂もついてる。

「いいですね?内見出来ますか?」

「はい、では担当のものと変わります」

「あ、担当のアーヴィと言います」

「あ。よろしくお願いします」

「では、物件の方に行きましょう」

 ついていくと結構ギルドと近いのもいいな。

「一応管理はされてますが何かあればおっしゃってください」 

 変わん観を入ると広いリビングダイニング、二階には四部屋あり、風呂もある!

「ここにします」

「月金貨三百ですが大丈夫ですか?」

「嬢ちゃん!俺たち金持ちだぜ!」

 ギースが言うが無視して、

「大丈夫です」

「では、ここにサインと先に半年分の金貨1800枚をお納め下さい」

俺は金貨1800枚を収めると鍵を受け取る。

「よっしゃ!パーティーハウスだ!」

「「おおー!!」」

 ベッドやらを買いに行く。

 高いソファーやらダイニングテーブルを買っていく。俺は机も買った。ギースたちは必要ないようだ。

 配置も済ませると、一気に部屋らしくなった。

 残り一部屋は物置だ。

「だー。いいなぁ。楽ちんだわ」

「ピザ頼むけど食べるか?」

「なんか知らんが食べる」

 ネットスーパーでなんでも揃うのはいいよな!かまどに火を入れて加熱する。

「出来たぞー!」

「うんまそぉー!」

「あふぉ!あふあふ!」

「熱かったか!」

「大丈夫だ!うめぇ」

「だろ?ビールとよくあうぜ!」

「だー!ビールだビール!」

「はいカンパーイ」

 2枚目を焼きながら俺も食うとやっぱり熱々のピザは美味えなぁ!

「ウィスがきてねぇな!ウィス!」

「はーい!」

「美味えぞ?」

「あ、食べる食べる」

 こう言うのができるのがパーティーハウスのいいとこだよな。

 結局は4枚も焼いた。

「ゔー、食い過ぎた」

「だね」

「ピザは食いすぎるからなぁ」

「このままよこになれるのもいいなぁ!」

「な!ここ借りて良かったぜ」

 ルナも食べすぎたのか静かにしている。

 金はあるけどそろそろ狩りに出かけるか?

「ら明日あたり狩りに出かけるか?」

「いいねぇ!」

「俺も行きたいと思ってたとこなんだよ」

「あはは。んじゃ明日は狩りで!」 

「「おう!」」


 翌日ギルドに行って依頼を見る。

「お!翼竜だってさ!」

「いいねぇ!」

「さて行くか」 

 翼竜のいる岩場まで身体強化で走っていく。

「多くねえか!」

「多いねぇ」

「眩しいから目を伏せといて」

「「おう」」

 「閃光弾」光魔法の出番だ。

「おー、落ちてきたな!」

「んじゃ狩るか!」

「うっし!やるぞー」

 落ちてきた翼竜はどんどん仕留めていくと山盛りになった。

「こんなもんでいいだろ」

「もう近づくこともしてこないしね」

 翼竜ワイバーンという名前だった。

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