第13話
「今日も振ったの??」
「まぁな」
カズは今日も女の子を振られたらしい。同じ人が何回もする場合もあるので、とっくにこの学校の人数よりは振ってる。
面白い時で、同時に告白して誰が選ばれるかみたいな時があった。
ーーーーーー
俺はカズに言われて遠くで待ってた。
「私、カズくんのこと入学してた時に一目惚れしました。」
「カズくんの友達の優しいところが好きです。」
あれはさらっと俺なんかといる所ってディスってるな、カズの顔がぴくっとしてる。
「カズのスポーツする所が好きです!!」
などと言って、カズに7人で告白している。
がしかし、選んだのは
「それより俺、三者と遊ぶ約束あるから」
と言って、同時に7人に振り
「三者行こうぜ」
と俺の方にカズは向かって来て、俺に気付いた7人から敵意を向けられた事があった。
ーーーーーーーーー
「俺は女子と付き合うくらいなら、確実に三者といた方が楽しいからな」
「俺のこと口説こうとして、何の意味があるっつって」
「まぁ、とりあえずそれが振った理由だ」
世界は広い、今もこうしてどこの誰かがカズに告白しようと覚悟を決めているのだろう。
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