なぜ書く?

 まずは質問。

「どうしてファンタジーを書きたいの?」


 いろいろあると思う。いろいろあるけど、シンプルに次の2つで選べ。必ずどっちかだ。


A こんな話を書きたい!

B このくらい俺(私)でも書ける(書けそう)


 ほら、どっちだ? 本心を答えてみろ。


 憧れか? 奢りか? みちのあかりはBだったね。読むのに飽きて、自分ならこう書く、とか、書けそう、とか思っちゃったんだよね。


 引き返すなら今だぞ!


 書きたいか書けそう、どっちかないと書けないよね。で、それどんな話?

 俺つえ? ハーレム? スローライフ? 悪役令嬢? スパダリ?


 読んできたよね。いっぱい読んだよね。読んでないならまず読め! 読んできたなら、尊敬する推しの作品もう一回読め。


 どんな構成になっている? どんなキャラが何人出ている? どんな事件が起きる? どんなドキドキが待っている?

 読者としてじゃなく書き手として読み込む。それから自分の作品の骨格でもキャラクターでも考える。

 似てても全然いい。むしろリスペクトするといいよ。


 まずはジャンルを決めて、話の骨格を推しに学んだところで一回終わりね。


 いい? 書きたいとか、書けるっておもったときは、読むのが一回飽和した時か、勘違いした時にだからね。

 書けないのは読書量が足りない! あるいは分析力が足りないだけ。


 詰まったら、一回ここまで戻って来ること。覚えておいてね。

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