第6話「終止符へ」

止めどない

フィクサーは

今日もパーティーと洒落込む

ありきたりのアウェイに

急かすようにブローして

根底にある疎外感を

メルトダウンした


ファラウェイの躊躇に

ローファイなコールを響かせ

ハイテンポに街を駆ける


カミングアウトした弱さと

シャットアウトした心の感度


もう時期死ぬだろう

だが何故かそれが嬉しい


倫理的プログレス

自制的リスクヘッジ

その世界像からドロップアウトして


まだ見ぬ死に期待している

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