主要登場人物その2(追加&修正予定有り)


横山 怜奈


 燈彩の幼馴染で追放前は恋人同士だった少女。だが有る時から常に劣等感を抱くようになりクラスを唆し燈彩を追放した主犯となった。だが燈彩が依存する状態になる直前にメルの介入により計画が失敗した事により徐々に精神が壊れ始める。

 さらに自分の計画によってクラスメイトは全員が生体実験の研究材料とされ自分だけ金を貰って生き残るというトラウマを抱え悪夢を毎夜見るようになり更に精神に大幅な変調をきたしてしまう。

 その後は転校先で燈彩を忘れようと新生活を始めようとするが都内での魔物騒動に巻き込まれた時に燈彩と再会する。だが燈彩の方は気付いておらず最後まですれ違ったままとなる。エピローグでは彼女の娘が登場する。



立上 怜架たちかみ れいか


 怜奈の娘でエピローグに登場した少女。容姿は若い時の怜奈にそっくりだが性格は怜奈よりも強気で狡猾。その原因は母である怜奈による虐待と生活環境の悪さから来るもので幼い頃から燈彩が父親だと教え込まれ洗脳されていた過去が有る。

 立上姓なのは怜奈の死後に引き取られた機関の人間が与えた名前で狙いは怜架を燈彩と接触させるためだった。しかしその前に燈彩の息子のツバサと出会ってしまう事で色々と計画が崩れてしまい空回りする事になる。

 そしてエピローグ後では事情を知った燈彩とメルが怜架を引き取る事を決め真っ当な生活を送らせる事で徐々に更生して行く事になる。



三崎 友利


 燈彩の義妹で兄の事が好きで兄妹以上の関係になりたいと思っていた矢先に幼馴染の怜奈と付き合う事が決まり狂った少女。実は軽度の精神疾患持ちで癇癪などはその影響から出ていた症状だった。

 基本的にワガママで自己中心的それで兄である燈彩に依存していた。両親の事は見下しており自分を大事にしてくれた燈彩まで自分を見捨てたと思い込み怜奈と別れさせようと必死だった。

 その後に燈彩を異世界研修に行かせ怜奈の意見に同意したのも怜奈の本性を知ってて利用しようとしたからだが実際はそれも読まれ利用されていた。以降は燈彩を取り戻す事を優先し第四期の異世界研修に参加し直接会おうと画策する。

 だが皮肉なことに王国内のゴタゴタに巻き込まれ燈彩に再会する前に拉致され最後は『十二正座ゴブリン』の一体に改造され人造魔物となり燈彩の敵として倒され生涯を終える。なお燈彩には最後まで謎の敵としてしか認識されていない。



三崎 雄太郎


 燈彩の父で妻の真緒を病気を理由に捨てた仕事人間で仕事をする事が生きがいで喜びの半分狂人。仕事のために結婚しステータスのために子を作り円満な家庭を欲した極めて傲慢な人間。

 また出世することが至上の喜びで他人を蹴落とし誹謗中傷し追い込む事に一切の躊躇を感じていない。それは自分の子供に対してもで円満な家庭を維持している以外に価値は無いと思っている。

 燈彩のことを都合よく会社で喧伝していたために危機に陥り最終的にはライバル会社で暴れて逮捕騒動にも発展し最後は獄中生活となった。なお彼の会社は彼の行動から端を発した別の事件で後日さまざまな悪事が暴かれ倒産することになる。



三崎 智子さとこ


 燈彩の義母で友利の実母。雄太郎の再婚相手で職場の取引先の紹介で知り合い結婚した。雄太郎の事は夫として愛してはいたが面白味が無いために惰性で付き合っている大学時代からの愛人と逢瀬を重ねる度に家を度々空けている。

 家庭崩壊後は愛人宅に入り浸っていたが夫が逮捕されたことで金ずるとしての価値が無いと判断され捨てられそうな所をゴブリン化した友利の攻撃が偶然当たってしまい愛人もろとも消し炭になっていて行方不明扱いになっている。

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