他作品からの登場人物(ヌルゲー編)


秋山 快利


 『転移先がブラック過ぎたので帰ってきたらヌルゲーでした』の主人公。今回は祖父母の墓参りのために母親と妻の一人のモニカとその子供達を伴い山奥のホテルにやって来た。そこで偶然にもバイトをしていた星明と綺姫と遭遇する。

 二人を見た瞬間、違和感を感じたが体調不良の母や家族の事を考え二人の中に宿敵の因子が入っているのに気が付くのが遅れた。しかし、その後に千堂グループの裏切りに気が付くと自らを含む投入可能な戦力を惜しみなく投入する。最終決戦では千堂グループの反対派の妨害に遭っていたが事態を重く見て自ら転移魔術と記憶の封印を解いて島の危機より世界と星明と綺姫の危機を優先し動いた。

 元勇者を経て現在は救世主という称号を持ち七愁時因島で王国の特別自治区の区長をして異世界間の境界を守っている。



秋山 モニカ


 『転移先がブラック過ぎたので帰ってきたらヌルゲーでした』のヒロインの一人。現在は快利と結婚し二児をもうけ相変わらずのメイド道を貫きながら夫を支える日々を過ごしている。

 今回は義母の秋奈の体調不良のために偶然立ち寄った海の家でバイトをしていた星明と綺姫と出会う事になる。特に綺姫の料理のセンスを買っており弟子にしたいと考え彼氏である星明に名刺を渡す程だった。

 二人に危機が迫ったと聞いた時は未だかつてない程に積極的に行動を起こそうとする様子に快利を始め島の家族や仲間を驚かす。そこまで動こうとした原因は綺姫の境遇で親に捨てられ右も左も分からないという自分の幼少期と重ねたためだった。

 快利を動かしたのは因縁も有るがモニカの悲しむ顔を見たくないという快利のエゴの部分も強く最終決戦では自ら転移魔術を使い星明と綺姫の前に快利と現れた。



北見秋奈


 『転移先がブラック過ぎたので帰ってきたらヌルゲーでした』の登場人物で快利の実の母。魔王によって人生をズタズタにされた犠牲者の一人で十年以上の時を経てやっと快利との絆を取り戻した女性。今回は彼女の父母つまり快利の祖父母の墓参りのために訪れた場所で星明と綺姫と出会う。

 秋奈の体調不良で出会う事になるが実はこれは過去に魔王から受けた魔力の波動に近い何かに影響を受けた結果で、実は魔王そのものと言ってもいいⅠ因子を持つ星明と綺姫が近くにいたから起きてしまった体調不良だった。

 この旅の後に七愁時因島で通院しながら徐々に回復し今は快利を始め家族や17人にまで増えた孫に囲まれて穏やかな生活を送っている。



秋山アルカ


 快利とモニカの息子で、この時点で既に王家への輿入れが決まっている生まれながらの魔術の天才。なお生まれて初めて見た母親以外の裸が綺姫で色々な意味で初恋を拗らせてしまっている。この問題は後に異世界の王家すら揺るがす問題になる。



秋山マリヤ


 快利とモニカの娘でまだ片言しか喋れない。大体はモニカもしくは秋奈に抱っこされている。後に七愁時因の切札の一人になるのだがこの時にはまだ喋ることすら怪しいレベルで魔力の片鱗も見えない。



秋山 那結果


 『転移先がブラック過ぎたので帰ってきたらヌルゲーでした』のヒロインの一人。現在は七愁時因島で快利の筆頭秘書になる。プライベートでは快利と結婚し男女二児をもうけている。今回は裏方で直接動いた快利に対し島の防衛機構や関係各所への根回しを一人で行っており人手不足を痛感している。

 なお信矢から渡された資料やモニカからの話で星明の事務処理能力や島に少ない頭脳労働要員としての才覚を見出しスカウトしようと画策している。



秋山 慧花


 『転移先がブラック過ぎたので帰ってきたらヌルゲーでした』のヒロインの一人。最終局面で、ある人物を助け須座井を暗殺するために密かに暗躍した快利の妻。この事件を契機として他の妻や快利との話し合いで後に最重要の計画となる勇者育成計画を提言することになる。

 プライベートでは快利との間に男女の二児をもうけている。七人の妻の中で一番情勢を冷静に見る事が出来ると判断して快利に依頼されていて工藤警視から情報をもらって裏で動いていた。



本編


https://kakuyomu.jp/works/16817139554946858774

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