主要な登場人物

海上 珠依うなかみ たまえ


 綺姫の親友の一人で三ギャルと呼ばれる内のリーダー格の黒ギャル。別に焼いている訳では無いがカレシとのマリンスポーツの結果、肌が黒くなっている。本人はギャルの自覚は無く実際は姐御キャラでカレシ居ない歴年齢の他の二人の相談役。

 さらに星明を須座井よりも明らかに優良物件で綺姫を任せられると見抜く冷静な観察眼を持つ有能で星明の恋人以外での初の友人となる。面倒見の良さや決断力でクラスの女子のまとめ役などもしている。



浅間 咲夜あさま さくや


 珠依と同じく綺姫の親友の一人で三ギャルの一人で通称は白ギャル。だが実は高校デビューしたニワカで大好きな年上の幼馴染がギャル好きと判明したからギャルっぽいメイクをしただけである。

 なぜか星明を殊更イジっていたのは変わってしまった幼馴染と似た陰キャだったからで拒絶された彼と重ねて怒りをぶつけていた。当初は彼氏がいると嘘をついて綺姫にマウントを取っていたがバレてから立場が逆転し綺姫に恋愛指南を受けている。



額田 瑞景ぬかた みかげ


 夏休みにアルバイトする際に星明と綺姫と出会う事になる珠依のカレシ。元々は中学時代の珠依の家庭教師で珠依の猛アタックの末に結ばれる。典型的な陽キャで何でもできる大学生だが何回か不審な行動が目立つ。

 後に警備会社に就職が決まっていると嘘を付かれるが実際は星明と綺姫を監視するために送り込まれたエージェントと判明する。他の人間では近くの珠依を巻き込む恐れが有ったから自ら護衛に付くよう仕向けられた苦労人。



八上 聡思やがみ さとし


 夏休みのアルバイトで出会った大学生で咲夜の思い人。リゾートアルバイトを斡旋してくれたのは彼の伯父で咲夜の紹介だった。基本的に鈍感な特撮オタクで大学でも特撮系のサークルに所属していた。

 だがとある事件が原因でサークルを辞め引き籠っていた所をトラウマになっていたギャルの恰好をした咲夜が来て拒絶してしまう。実際はバイトで再会した時には相思相愛となっていた事が判明する。



八岐 二朗やつぎ じろう


 星明のバイト先のヤクザ屋さん。違法風俗や貸金業などを中心にしている昔ながらのヤクザで薬物などは嫌いなタイプ。夜の町での生き方や女の扱いを星明に教えた張本人で、ある意味で恩人だが逆らう者には容赦しない非道さを併せ持つ。



八岐 四門やつぎ しもん


 星明に裏の金融事情を教えた師匠のような人で二朗とは従兄弟同士の関係。仕事は家業の八岐金融の取り立てのトップ。元は司法書士だったが不法行為をし儲けていたせいで告発され実家に戻り金貸し屋に転職した過去が有る。



葦原 建央あしはら たけお


 あしはら総合病院の院長で星明の父。星明を家から追放した人物で厚顔不遜な人物。実はとある事情で星明のバイト先に来て星明とのチェス勝負をする事になる。医師としては非常に優秀で昔は医局のエースとまで呼ばれていた。現在はとある理由からメスを置いて経営に回っている。



葦原 静葉あしはら しずは


 星明の父の建央の再婚相手で星明の義母。元々は病院に勤めて秘書のような役割をしていた才女で星明の事も幼い頃から知っていた。星明の両親の離婚から二年後に再婚したのだが星明の病状悪化のために止む無く離れる事を決意した。

 実の息子も居るにも関わらず星明と区別することなく優しく育てた善人。綺姫と星明の関係を全面的に支援してくれている数少ない一人。



葦原 香紀あしはら よしき


 星明の父が再婚したことで出来た義理の弟。静葉の実子で実は父の顔は死別しており知らない。幼少期イジメに遭っていたのを星明に助けられて以来ずっと懐いており、星明の実家追放を最後まで反対した人物。

 だが追放を止められなかった反動でグレて夜の町で不良になりそうになっていた。そこを偶然とある夫婦に助けられ以来、その夫婦の経営する道場に通う事になる。



本編


https://kakuyomu.jp/works/16817139554946858774

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る