涼月総合学院関係者(追加予定有り)

カリン・オッペンハイマー


 ドイツの有名な貿易商会の家の出身で元は貴族位を持つ家だった時代が時代なら姫様と呼ばれる少女。最終章から登場する三郎の婚約者。三郎と同じくドイツで祖父や関係者から騎士の心得を薫陶されている純真な騎士っ娘。

 実はいくつかの章で存在だけは仄めかされていたがちゃんと登場したのは最終章からで信矢と狭霧のクラスメイトさらに新生徒会にも所属する。基本的にはお嬢様で電話に出るのも怪しいレベルな常識知らずでは有るが心根は真っすぐで悪意は無い。

 小さい頃から三郎に恋していて日本まで追いかけて来る程には情熱的で三郎も年貢の納め時と言いながら満更でもない様子で婚約を受諾していた。



椎野つちの


 信矢のクラスメイトで実は七海の幼馴染で信矢の監視のために送り込まれていた少女。信矢が気にしていなかったのも有るがクラスでは目立っていた方で俗に言うギャル系の少女。千堂グループの関係者が両親で狭霧がイジメに遭っているのを信矢に伝えたり他にもサポートに徹する少女で狭霧とも急激に仲良くなっている。あだ名はツッチー。



田町 雅子


 信矢と狭霧のクラスメイトで狭霧のイジメの主犯。原因は桶川特進教諭で奨学金込みの特別編入生として取り巻きの三人の深井、榊、小野と共謀し狭霧を登校拒否にするのが狙いだった。その後は狭霧の説得で徐々に改心して途中から友人となっている。S市動乱時にも駆けつけ狭霧を心配していた。その後は椎野と一緒に狭霧の相談役になる事も増えた。あだ名はタマっち。



河合 啓


 信矢のクラスメイトで空手部所属の男子。見澤が起こした暴行事件の被害者の友人で事件の真相を信矢に聞こうとして知り合う。その後カラオケに一緒に行ったり色々と親交を深めていく。最終章ではユンゲの卑怯な攻撃で失明寸前にまで追い込まれていた。狭霧の親友の凛とは裏で交際していて最終章で判明した。



井上 凛


 狭霧のクラスメイトで同じ女子バスケ部の部員。ポニテ元気っ娘。狭霧の事を苗字の「タケ」と呼ぶ。スポーツ科の生徒であるが狭霧のような特待生では無い。狭霧と信矢の二人のアンバランスさを楽しんでいる。

 車に轢かれそうになったが狭霧に庇われ事なきを得るが事故当時は取り乱した。狭霧がバスケ部を辞めた後はしばらく交流が無かったがS市動乱の際には狭霧のために集結し最終的に女バスのキャプテンになっている。




佐野 優菜


 狭霧のクラスメイトで同じ女子バスケ部の部員。黒髪ショートカットの見た目はお嬢様系。狭霧の事は「狭霧」と呼ぶ。狭霧と凛との三人の中では一番冷静。凛と同じく信也と狭霧の関係を楽しんでいた。




吉川 紗枝


 黒髪ロングの清楚系。第三人格の信矢に恋心を抱いて生徒会に入るも狭霧の登場によりその恋心は木っ端みじんに打ち砕かれてしまう噛ませな人。なお、その後も生徒会には所属しつつも狭霧の才覚や能力を認めて二人を後押しする。将来の夢は翻訳家で海外留学もしたいと考えている。

 実は中学、高校とボッチ期間が長かった信矢の唯一と言っていいレベルの後輩で大事にしていた。それゆえに勘違いもさせていた。



浅井 幸一


 信矢がカツアゲ現場に居合わせたために助けた特進の生徒。学力は高く信矢と同レベルで優秀で実は真莉愛の弟であることが途中から判明する。最終的に涼月総合ではなく他大学へ進学する。




桶川特進教師


 特進科の担任で自分の優秀さを示すために信矢を特進クラスに編入させようとするエリート思考な人間。かなり優秀な成績で国立大学を卒業したが基本的に自分以外は全て下で自分の言うことに従うべきと考えている異常者。

 信矢は放置していたが狭霧に関わったからキレて因縁が出来てしまい最終的に狭霧を退学から救うために二度に渡り戦い最終的に信矢の手腕で学院から追放される。その後どういう訳かヤクザと繋がり仁人に復讐するも救援に来た勇輝と愛莉に捕縛され以降は七海の怒りに触れ行方不明になっている。




田中生徒会会長 

 生徒会会長。千堂グループの末端企業の社長令息。基本権力の犬で七海の指示に従う男。


秋野書記 

   

 生徒会書記。千堂グループの末端企業の社長令息。基本権力の犬で七海の指示に従う男。



里中学年主任

 学年主任で生徒思いの良い人。ただ少し決断力が無かったり色々と惜しい人。



中野 赤音

 女子バスケ部の顧問で狭霧のスポーツ科での担任。割と生徒思いだけど未だに学生気分も抜けていない所が有るが学生目線で生徒にもそこそこ人気。



山田教諭

 特進クラスの教師で剣道部顧問、生徒の人気は高いおじ様な先生。割と事件の後処理をしていることが多い。

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