火を付けるのは誰か
メッセージのログ④
コージ:おまえ、探偵団に依頼したんだって? めちゃくちゃだな。リアル推理小説やってんのかよ。シャーロキアンなめてたわ。
流:勝手な事して、本当ごめん
コージ:火事のことならもういいってメッセ送ったろ?
流:あのあと返事ないからまだ怒ってるのかと思ってた
コージ:怒ってなんかねーよ。お前、たいしたやつだよ。
コージ:でもまた勝手にやられたらたまったもんじゃねーからメッセは黙ってた。
コージ:それに、俺とつるんでたらおまえまで3年に目をつけられるから。
コージ:くわしい話をしようにもおまえ停学だし。
流:ありがとう
コージ:あの時の大失敗でまだあきらめないなんて、おまえ本物だよ。しかも今度は探偵だって?
流:ありがとう
コージ:なにに言ってんだ?
流:ほんとうにありがとう
コージ:もうおまえの言う通り野球部やめる。ほかで野球するから、俺もまぜろよ。連中にいっぱつかましてスカッとしたい。
流:ありがとう
流:ありがとう
コージ:会話にならねー!
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