初めての王都
さぁ、今日は待ちに待った十年際の一日目俺の1番の楽しみな剣王祭は明日の二日目だから今日はめーいっぱい祭りを楽しむぞ!………………ということで今日は修行は休みでカイ師匠とハルカと王都に来ています!親にお小遣い貰ったから色んなもん食べるぞ!そして人生初の王都!どうなってるのかなぁ〜。
「王都に着いたらまず検問があるからなぁ。まぁまだ朝早いしあんまり人も並んでねぇはずだからすぐ終わると思うが…。お前らの身分保障も俺がいればいいと思うからすぐ王都に入れるだろ。でも入ったあと俺ほ冒険者ギルドに行かなきゃなんねぇから。少し待ってろよ。」
『は〜い』
「でも冒険者ギルドに何しに行くんですか?」
「知り合いに少し挨拶するぐらいだからすぐ終わる。」
へぇー、カイ師匠って王都の冒険者ギルドに知り合いなんているんだ。
その後軽く話していたらすぐに王都の門に着いた。
「ほぇ〜、でかい門。」
「さすが王都ね、私たちが住んでるとこよりでかい建物がたくさんある。」
ハルカと2人で門のでかさや建物に圧倒されている間に検問が始まって、門番の相手をカイ師匠がしていた。
「すいません。荷物を見せて貰ってもいいですか?」
「あぁ良いぞ。」
「ありがとうございます。」
そう言って門番は荷物の確認を始めた。
「ご協力ありがとうございます。後何か身分を証明出来るものはありますでしょか?なかったら中の水晶で犯罪歴を確認しますが。」
「はいよ。」
するとカイ師匠は一枚のカードを提示した。
「……!カイさんでしたか!どうぞお通りください!」
「おう、ありがとさん。」
「ところで後ろの二人はお子さんですか?」
「いや、帰省先でできた弟子だ。」
「そうでしたか。カイさんの弟子とは将来が楽しみですね。では十年際楽しんでください!」
門番からの許可も得て王都の中に入った。
すると目の前には村では考えれないほど建物が並んでいて人もたくさんいる。
「すげぇ〜。」
「たくさんの人と建物。」
俺とハルカは王都の景色に圧巻されていた。
「ぼ〜とすな二人とも、早速今からギルドに行くから少し待ってろ。」
そう言ってカイ師匠は冒険者ギルドの中に入っていった。
すげぇここが王都か人もたくさんいるし建物も多い。これが都会というものか。早く王都探索してぇ!
「カナタあんまりはしゃがないで迷子になるから。」
「わかったよ〜、ハルカ。でも早く行きたいじゃ〜ん!」
「今カイ師匠が冒険者ギルドに行ってるから待ちなさ い。」
「は〜〜い。」
そんなこと言いながらもハルカも楽しみらしくカイ師匠が早く帰ってこないかとソワソワしている。
「待たせたなぁ、終わったぞー。」
やっとカイ師匠が帰ってきた!
「遅いよカイ師匠祭りが終わっちゃう!」
「何言ってんだよカナタ祭りはまだ始まったばっかりじゃねぇか。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます