魔力の放出


「よし、次は魔力の放出についてだな。これは今のお前ら なら簡単にできるだろうな。」


「本当!今すぐなりたーい!」


 早く早く早く!


「カナタ落ち着きなさいよ。」


「え〜、ハルカだって今すぐやりたいくせに〜。」


「ケンカすんなぁ〜、今教えるから。」


「ヤッター!」


「分かりました。」


「まずは魔力を手のひらに集めるようなイメージ。」


『魔力を手のひらに……』


「よし、2人ともできてるな。そしたら魔力を押し出すように外に出せ。」


押し出すように…………できない……


「カイ師匠魔力ってどう押し出すんですか?」


「できた!」


 すると隣ではハルカが魔力の放出に成功していた。


「ハルカはできてんな。カナタはそうだな……腕も動かしたらできるかもな。腕を引いて押し出す時、魔力も押し出すイメージでやってみろ。」


 腕を引いて……押し出す時に魔力も!


「ハッ!」


 すると僕の手のひらから魔力がでた!


「できた!」


「おめでとう。カナタ。」


「うん!ありがとう!」


「2人ともセンスあんなぁ。とりあえず今日はこれで終わりだな。疲れてないように感じてるかもしれねぇが初めて魔力を使ったんだ相当疲れてるはずだからしっかり休めよ。カナタも午後の修行も今日はなしだからな。」


『は〜い!』


 これで少しずてでも英雄に近づける!

 明日からの修行も楽しみだ!



 あとがき

 次回少しカナタ君とハルカちゃんの2人回にしようなかと思ってます!

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