コメント失礼します。
なーんも考えてなさそうな勇者に白昼夢(？)で会い、すごーく適当なアドバイスをして覚め、そこから行き詰まってる今をちょっとだけ見直す――うん、まとめてみると、「何だその話は」とツッコミたくなるようなプロットなんですけれど、読み通してみると、ちゃんと話として一本通ってる感じがするのは何ででしょう w。まあ色々と難しい言葉でメタ的な整合性を説明することは可能なんでしょうけれど、何をおいても文章感覚の直感的なセンスがあってこそだろうなと思います。
コミカルでいながら読み応えのある、不思議な味わいの作品でした。ありがとうございます。

赤羽杏子様

はじめまして。
異国で落ち込んだ主人公が、まだ初々しい勇者と出会って再びやる気を取り戻す展開がよいですね。
また、主人公が原書で勇者の旅の続きを読み進めるのと、勇者がこれから成長していくのがリンクするような終わり方が素敵だと思いました。