なろうで書いたエッセイ集(創作論、愚痴、風刺、突っ込み)
@ameirotamanegi
第1話 読者は本当に短文タイトル・非なろうを求めているのか?
なろうでアカウント転生をしたので
旧作品を載せるべく、カクヨムに進出してきた作者です。
なろうで得た知見、思ったこと、やったことを書いていきます。
作者は実験が好きなので、
なろう作品はへっへっへっへ、練れば練るほど色が変わって……
チョコクランチ(ざまぁ)とラムネチップ(追放)をつけて……
んぅうまぁい!!!
テーレッテレー!!!
みたいな実験をよくしています。
今回はなろうに根強くある長文タイトル・なろう系
への批判を受けて試してみたエッセイとなります。
というわけで、恋愛系自作品を三つ用意して
異世界恋愛ジャンルにおける初日Pvを比較してみました。
用意したのは以下の三つです。
・婚約破棄系系長文タイトル
・乙女ゲームに転生系長文タイトル
・非なろう系短文タイトル
この三つを曜日をずらして、平日の10時台にそれぞれ投稿してみました。
作者は恋愛については正直微妙です。
本職や専門家に比べれば格段に落ちる書き手でしょう。
しかしそんな作者が長文タイトルを採用することで、という見方もできるかと思います。
では結果です。
・婚約破棄系長文タイトル→800~Pv
・乙女ゲームに転生系長文タイトル→1500~Pv
この二つを見るに、
ほう!これはすごい!Pvが1000越えしましたよ。
なるほど、確かに長文タイトルを採用しただけの事はありますね。
部下に欲しいぐらいですよ。
という感じでしょうか。
初日Pv1000というのは良い数値ではあるのですが
上には上がいる。それも大勢。そんな数値です。
ランキング常連から見れば、
参考までにこれからあなたが戦おうとしているこの私の初日Pvをお教えしておきましょうか。――53万です。ですが、もちろんフルパワーであなたと戦う気はありませんからご心配なく…。
と続くことでしょう。
最後に一つ、非なろう系短文タイトル君の出番ですね。
今回、イレギュラーな事が起きました。
親切で奇特な人が投稿初日にレビューをしてくれたのです。
となれば、この短文タイトルは最早ただの短文タイトルにあらず。
俺は……超(スーパー)短文タイトルだ……!!
ぐらいの風格を放っています。
威厳と貫禄をばりばりに感じますよ。
床の間に飾っておきたいぐらいの希少さですね。
このレビューというのはなろうでは大層貴重なものでして
一度レビューされれば、総合ランキング入りが確定する
バランスブレイカー、Fateで言うと宝具に相当する切り札でした。
どうでしょう、皆さん。
レビューされたことで短文タイトル君が「なんという力だ……!信じられんほどの凄まじい力が……!!俺は今、完璧で究極のパワーを手に入れたのだーーーっ!!!」
と、言っているように感じませんか?
ではハードルを上げに上げたところで結果発表です。
皆さん、覚悟はよろしいですね?
レビュー+非なろう系短文タイトル→300~Pv
( д) ゚ ゚
作者:ば、馬鹿な……!!! こ、こんな事が!!!!ワナワナガクガクブルブル
落ち着くんだ…『素数』を数えて落ち着くんだ… 2、4、6、8、10。
まあ、短文タイトルの中身は非なろう系だったので
この顛末は半ば予想できたものだったかもしれませんね。
というわけで書き手の皆さん。
長文タイトルは~~非なろうを~~じゃないと駄目だなんて見せ掛けの声にだまされないようにしましょう。それから中身もなろうに寄せていきましょう。(ここはお任せですが)うかつに信じるとリングに上がる前に死んでしまいますよ。
以上、作者の負け惜しみでした。
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