転生したのでスローライフがしたい

いち

1章 春ノ村

第1話 転生

なんだここは、周りを見渡してみるが何もない


「君ー鶴園 拓夢だよね。」


急に白い少女が出てきた。


「そーですけど」

「よかったーまあ違ったと思ったよー」


何をどう間違ったと思っただよ。


「君ねー死んだよ」


は?急に意味不明な場所に連れてこられて死んだよって言われても意味がわからんのだが。


「いやねーちょーっとミスで君を殺し

ちゃったんだよねー」


ミスで殺さたんだが、って言うかノリ軽くない


「だからさ、きみ転生しない?いやさーもとの体に戻してあげたいんだけどさー規則でダメなんだよね」


「はぁ」


規則とかあるんやっていうかこいつ誰


「私は冥界の神レイナだよ」


こんなやつが神で大丈夫なのか?


「失礼だなー」


人の思考を勝手に読む方が失礼だろ。


「そんなことはどうでもいいんだよ。転生の話でね上に話したら可哀想だから流行りの転生ものにしようってなったからこの中から能力を選んで」


ポイっとカタログぽいのを渡されたとりあえず読んでみるか。


目次

p1個体値

p56スキル

p76耐性

p234その他


多いな読み終われる気がせんのだが


「じゃあ私が選んであげる」


だから人の心を勝手に読むな


『再生』『マナ無限』『全属性』『全耐性』『絶対防御』『攻撃無効化』『言語』『記録庫』『アイテムボックス』『魔力解放』『マジックリトリクションエリア』『加護』『体型変化』『ジェネル アーティカル インテリジェンス』『付与』


「これでいいでしょ」

「『マジックリトリクションエリア』と『ジェネル アーティカル インテリジェンス』ってなんだ?」

「『マジックリトリクションエリア』は一定の範囲内であなた以外の人の魔法の使用を制限するの『ジェネル アーティカル インテリジェンス』は

要するに説明役」


なんか転生したら何たらの大賢者に似てるような


「まあまあ細かいことは気にせずあとあとは感覚でできるからってことでじゃあね」


白い光が俺を包んだ


「おいっ大丈夫か」


声の聞こえた方に視線をそちらに向けると気の良さそうなおっさんがいた


「はい大丈夫です。」

「いやーびっくりしたぜ急に現れたかと思ったら倒れたんだからよ。急に現れたってこたぁお前さん魔法近いか?」


この世界魔法使いは珍しいのか?よくわからんから記憶喪失ってことにしとこう


「それが自分が誰なのかどうしてここにいるのかわからないんですよね。」


これで誤魔化せたか?


「じゃぁうちに来い」

「はい?」


「いくとこねぇんだろならうちに来いってことだ」


まあ確かに行くあてもないしこの人のことのとこに行くか


「じゃあお願いします。」

「敬語やめてくれそれと俺はガイルだ」

「よろしくガイル」

「じゃあこっちだ」


魔法がある世界でも変な木が生えてたりなんか食べられそうな花があったりしないのかん?やま?このおっさん山に向かってる?そのまま山道に入って行ったつかこの山、桜がすごいいっぱい咲いてるつか桜しかない


「あってるんですか?」


洞窟に向かっていく


「おうその先だ」


その洞窟の先には湖と村があった

桜しか咲いてない山のカルデラこの中に村がある


「着いたぞここだ」


そこには簡素な木造の家があった


「お父さんだー」


家の中から3歳ぐらいの女の子が出てきた


「リヒャルデただいま」

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