今日も俺は部屋にいる。

親はご飯は持ってきてくれている。

一時期一切持ってこない時があり、俺も中に携帯ようのあれも用意してあるので、部屋から出ない時があった。

それから、両親はご飯だけは毎回届けてくれる。

「お兄ちゃん、」

そのご飯を取る時は高確率で妹が居る。

「もう外に出ようよ。」

「出てるよ」

「ここは廊下だよ。」

「俺からしたら外だ。」

「外じゃないよお兄ちゃん。ここは室内だよ。」

「俺は誰かと関わるならそこは外・・・地獄だよ」

自分の部屋も、俺からしたら他人も入ってくるし、あの親の所有物なのでそこも外だけど

「意味わからないよ。お兄ちゃん」

だろうね。俺も意味がわからない。意味がわからないことを平気で言うくらい俺はもう終わってる。

ーーー

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい