第2話 カーテン

 そういえば俺の部屋にやべーカーテンあるんだよ。

 それがめちゃくちゃ血の絵があってさぁ、チェーンソーとかのこぎりとか包丁とか...とにかく物騒な絵が書いてあるんだけど...言ってることもおかしくてさ。


「お星さま可愛いね〜え、自分もかわいい〜?ありがと〜!」


 すげぇ独り言言ってんだよ...お陰で夜も寝れる。(寝れないの間違いじゃ?)

 大体今は昼だぞ!?なんで星見えてんだよ!ついでにいうと夜は...


「太陽光が眩しいね〜!日焼けしちゃうよ〜!これで真っ黒焦げカーテンだね!」


 どこに眩しい要素があるんだよ!?後カーテンなんだから日焼けなんてしねぇだろ!

 物騒な絵なのに言ってることは平和なんだよな...

 なんかこいつと居ると突っ込みたく成るのはなんでだろうな?処分したほうがいいかぁ?


「明日には処分かな〜?」


 ...こいつ心読んだか????


「んなわけ無いかな〜こんな可愛いカーテンを捨てるなんてありえな〜いし?」


 可愛くねぇよ!!むしろ物騒だわ!!!

 ...とまぁ、こういう事を日々続けている...


「うああああああああああああああああああ」


 相変わらず電子レンジは叫んでいるな...カーテンを見習ってくれ。

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