第壱章 越相同盟

第一章 登場人物(作品開始時点1567年) 年齢は数え年で統一

上杉家


とら(作品開始時点2歳)

 上杉謙信の一人娘で上杉景勝の許嫁。中身は成人済みで歴史は大の得意で凄く嬉しい。けど、前世の記憶はほとんどないため少ない知識を絞りながら何とか頑張っている。最近では、輝虎の健康を気遣って何とか頑張ってお酒を控えさせて、前世の記憶を何とか絞り出して健康食を作ろうとしている。


上杉輝虎(作品開始時点38歳)

 上杉家の当主で国内外各国から「軍神」や「越後の龍」などという異名で呼ばれている。実際に戦上手で「甲斐の虎」で有名な武田信玄とは5度も大きな戦いを行いそれぞれ互角となっている。はじめてヤッてしまった時は後悔したが娘の無邪気な言動にその気持ちは吹き飛んでしまった。娘の前では相好を崩すただのいい父親。そんな可愛い娘の虎に泣きつかれるのできる限りお酒は控えるようにしている。


上杉景勝(作品開始時点13歳)

 現時点で上杉輝虎の後継者。虎の許嫁。基本無口で無愛想だが、積極的に話しかけてくれる虎の前では多少笑うようになった。


与六(作品開始時点で8歳)

 上杉景勝とその許嫁、虎の側仕え。上杉景勝の母である仙洞院に見出された。自分よりもまだ幼い虎の面倒をよく見ている。


仙洞院(作品開始時点40歳*)

 本名は綾。上杉輝虎の姉で、上杉景勝を含めた4人の母である。子供たちがまだ幼い時に夫を亡くしたので心配をしていたが新たにできた虎という存在のおかげで子供たちの笑顔が戻りつつあるので安心している。また、母親の居ない虎の母親代わりである。


せい*(作品開始時点で15歳*)

 上杉景勝の姉*。まだ幼い頃に父親を無くしたため床に伏せていたが新たにできた虎という存在のおかげで元気を取り戻した。


桃*(作品開始時点で14歳*)

 上杉景勝の姉*。


本庄繁長(作品開始時点28歳)

 上杉家の重臣で揚北衆の1人。下越の方にある本庄城の城主で千代丸の父。武勇の腕前は確かで上杉輝虎に重宝されていた。


千代丸(作品開始時点4歳)

 本庄繁長の嫡男。


上杉憲政(作品開始時点45歳)

 元関東管領で上杉輝虎の養父。上杉輝虎に関東管領を譲ったあとは出家して光徹と名を改めた。


藤九郎*(作品開始時点13歳*)

 直江景綱の婿養子でお船の許嫁。


お船(作品開始時点11歳)

 直江景綱の一人娘で藤九郎の許嫁。



北条家


北条氏康(作品開始時点53歳)

 家督は息子の氏政に譲ってご隠居の身だが、北条家の実権を持ち続けているので北条家の実質の当主。「相模の獅子」という名の異名を持つ通り相模を含む関東で覇権を握っていた。北条氏政、氏照、氏邦、春*、氏秀*らの父。


北条氏政(作品開始時点30歳*)

 北条家四代目当主で小梅こうめ*の夫。だが、その実権は父である氏康に握られており、ほとんどない。


小梅*(作品開始時点23歳*)

 武田信玄の長女で北条氏政の正室。4人の子供を産み、夫婦仲は良好だった。


北条氏照(作品開始時点25歳)

 北条氏康の三男で、氏政の弟で春の兄。氏秀の異母兄。


北条氏邦(作品開始時点20歳)

 北条氏康の五男*で、氏政、氏照、春の弟*。氏秀の異母兄。


北条氏秀*(作品開始時点15歳)

 北条氏康の七男*で氏政、氏照、氏邦、春の異母弟。



武田家


武田信玄(作品開始時点47歳)

 武田家の当主。「甲斐の虎」という異名を持ち、「越後の龍」と異名を持つ上杉輝虎とは何度も戦ってきた。武田義信、諏訪勝頼、小梅らの父。


武田義信(作品開始時点30歳)

 武田家の嫡男だが、2年前に廃嫡され、幽閉されている。武田信玄の息子。小梅の同母妹で、勝頼の異母弟。万の夫。


まん*(作品開始時点27歳*)

 今川義元の娘。氏真の妹で武田義信の正室。


その*(作品開始時点8歳*)

 義信と万の間に生まれた娘。


諏訪勝頼(作品開始時点22歳)

 武田信玄の四男。諏訪家の次期当主。


しょう*(作品開始時点15歳*)

 織田信長の養女で、諏訪勝頼の正室。



今川家


今川氏真(作品開始時点30歳)

 桶狭間の戦いにて討たれた今川義元の嫡男で今川家の12代目当主。春の夫。


春*(作品開始時点17歳*)

 北条氏康の長女で氏政の妹で氏真の正室。


さだ*(作品開始時点4歳*)

 今川氏真と春の娘、


寿桂尼(作品開始時点78歳*)

 今川義元の母*で氏真と万の祖母。本名はかつら*。尼御台と呼ばれている。






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*大永4年(1524年)説あり。

*藤九郎は幼名が見つけられなかったので通称から。

*清は法名の清円院、桃は母親の法名である仙桃院、春は蔵春院、小梅は黄梅院、万は墓所のある万昌院、園は園光院、勝は龍勝院、定は夫の吉良義定、桂は寿桂尼から1文字引用

*妾説あり

*何番目かは前後していたりする

*三郎の可能性

*生年月日は不明そのため妹もしくは姉説あり。



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