二、『エッグ・ノック』その3

 ――今から、十五年前の話。


 東京湾。人工衛星を介した発電所エネルギー・プラントへのマイクロウェーブ照射実験事故によって壊滅した人工島ギガ・フロートは、右往左往している行政を尻目に〝最悪島イースト・エンド・ランド〟と揶揄される程荒廃し、島内では日本の法律が機能しない犯罪者の楽園と化した。


 一度足を踏み入れれば、決して生きては帰れぬ魔窟の島。


 秩序と法なき最悪島イースト・エンド・ランドでは、様々な物が売買された。違法薬物、実験用の人間――中でもとりわけ売買が横行したのが、銃器類。特に拳銃ハンドガン最悪島イースト・エンド・ランドを越えて全国で流通し、銃による犯罪は劇的に増加する。


 どんな対策をしても銃犯罪増加に歯止めが利かなかった当時の政府と、銃をこの国に沢山売りたい外国との利害が一致し、十年前に銃刀法が改正され、登録によって一般人でも銃を所持する事が出来るようになった。


 所持するだけ。正当防衛が認められる特別な場合を除いて、国の指定を受けた射撃場以外では発砲は許可されず、ホルスター等を用いて携行する事は一般人には許されない。


 銃の発砲携行が許可されている職業は、現在大きく分けて二つ。

 一つは、郵便や宅配、旅客事業等の運輸業。

 もう一つは、警察や自衛隊等の行政機関。


 当然、警察の下請け業種である事件調査人オペラティブこと探偵も、銃の発砲携行が認められている――



        ◇



 火薬パウダーを喰らい鼓動するように後退ブローバックする、九インチを超す鈍色の長大な遊底スライド銃身バレル内部へ螺旋状に彫られた腔線ライフリングに命を吹き込まれた.45ACP弾が、回転しながら三八谷の眉間へ迫った。

 しかし。薬室チャンバーから弾き出された薬莢がアスファルトへ着地するよりも早く奴は回避し、返礼と言わんばかりにこちらへ特大の鉛玉を見舞いしてくる。


「・・・・・・AMT社のM1911ガバメントクローン、ハードボーラー。なかなか良い趣味をしているな」


 僕の握る銃を看破し、三八谷は言った。


 別に驚く事では無い。AMT社のハードボーラーは類似品クローンと呼ばれるだけあって、外見はアメリカを代表する銃器メーカーコルト社のロングセラー商品M1911ガバメントに非常に酷似しているが、遊底スライドが通常モデルのM1911ガバメントよりも遥かに長い特徴がある。

 遊底スライドに彫られた製造メーカーを表す刻印を見ずとも鈍色のシルエットを見れば、この銃がハードボーラーである事を見抜く事は、銃の心得がある人間ならばそう難しくはないだろう。


「左の菱形模様の銃把チェッカー・グリップに彫られた溝は、片手でそれを撃つ為の工夫か。けんたて――――まるで、中世騎士かぶれドンキホーテだ」

「なら、さしずめアンタらは身代金目当てに姫様を攫う悪漢共か。そのM500似てるぜ、醜男が振るう鎖鉄球フレイルに」

「言ってくれる――――」


 同時。

 静寂を割くように引かれる、二つの引き金トリガー。吐き出された銃弾は硝煙の雲を突き抜けて、互いの肉へ噛み付かんと顎を開いた。


 跳躍。

 回避と同時に、震える手で銃を握る痩躯の男へ銃弾を放つ。遊底スライドから生じた反動リコイルに身を任せ、こちらへCz85を向けた女へ照星を向けた。


「へぇ――」


 感心。

 強く痺れる、左手の感覚。僕の鞄に、二つ目の大きな傷が生まれた。


 ――困ったな。咲龗子が、怒りそうだ。

 視線で傷をなぞり、右に居た三八谷を一瞥して言葉を発する。


「仲間、守ったんだ。良い人だな、アンタ」

「長生きはしない、と言いたそうだな」

偶像様かみさまは愚直な人が好きだからね。だから天国と地獄がある」


 自嘲気味に血が滴る左肩を揺らす三八谷に、僕は少し強張った口で答えた。


「ふ、二十四さん・・・・・・」

「新人――――次は絶対に、奴に銃を向けるなよ。死にたくなければ、幼稚園のお遊戯会を思い出して、大木か川のせせらぎの真似でもやっていろ」

「でも――」

「違うんだよ、こいつは」

 侮蔑するような視線を僕に向け、三八谷は言う。


「この男を銃を持った人間と考えるな。鋭い牙を持った猛獣か何かと考えろ」

「酷い言われようだ」


 嘆息。

 引き金トリガーを引き、銃弾を痩躯の男の足下に叩き付ける。削られたアスファルトが痩躯の男の顎を斬り裂き、一滴の血が零れた。


「人身売買するようなゲスに、猛獣とか言われたくないな」

「人身売買? 何を――」


 踏み込む。

 彼が台詞を紡ぐ前よりも、早く。


 放つ。硝煙を含んだガスと共に強く後退する遊底スライド。同時。弾倉脱着マガジン・リリースボタンを押し長物ハードボーラーから弾倉マガジンを吐き出させ、僅かに開けた鞄から予備の弾倉マガジンを取り出し再装填リローデッド


 引き金トリガーを引く音に重なる、弾倉マガジンがアスファルトを叩く音。


 フェンリールの歓喜に満ちた咆吼が、僅かに遅れて夜闇に木霊する。.45口径ACPオート・コルト・ピストル専用フルメタルジャケット弾――そう称される、鎖に縛されし怪物の硝煙に塗れた牙が、僕に三八谷 二十四と名乗った男の胸を穿つ。


「グッ――――」


 右脚を基点に巨体を力尽くで逸らし銃弾を躱すと、三八谷は低い声で呻いた。


「やってくれる・・・・・・猛獣め」


 僕を見つめ、苦虫を噛み潰したように。


「念の為に聞くけど、自首する気ない? そうすれば、五体満足は決して保証しないけど死なずに済むぜ」

「愚問だ」

「そうかい――」

 照星を三八谷へ向ける。


「じゃあ、殺してやる。彼女とこの街を護るためにね」

 瞬間。

 左舷。


――――ッ!!」


 バ・・・・・・もといCz85が、調子外れの雄叫びを上げながら僕へ襲い掛かった。

 邪魔された。甲高い、薬莢が降り注ぐ音。その下手糞な鉄琴のごとき高音を憚らせ、隙間から銃口がこちらへ向けられる。


 九ミリ弾程度なら、この鞄で防ぎきれる。物量によって攻撃力を増したとしても、鞄には傷一つ付かないだろう。まさに絶対防御壁。問題があるとすれば、一つ。その強靱な防御壁は鞄の範囲内でしか機能しないという点だけで――


「――ははァ、やっぱり軀は人間なのね。アンタの人並み外れた身体能力を見せつけられて、うっかり一瞬、精巧に作られたアンドロイドかサイボーグの類いかと思ったじゃない」


 僕の腕から流れる鮮血を見つめながら、嗜虐的な笑みを浮かべて女は言う。


「舐めるなよ、。アンタが鼻水垂らして脳天気に生きている頃から、わたしはコイツを握ってんだ。天性の才能という如何様チートで、積んできた経験が、研鑽してきた努力が、簡単には覆らない現実を、身を以て知りなさい――」


 反撃。

 通常のM1911ガバメントよりも長大な遊底スライドが、硝煙じみた唸り声を上げて薬莢を吐き出し勢いよく三度後退した。


 銃弾を躱し、女は走る。

 動きは、目測で捕らえられる程に緩慢。


 けれど、正確。

 周囲の遮蔽物を完全に把握し、こちらの死角になるポイントに急所を隠す。

 今まで出てこなかったのは、僕の動きを把握する為か。正直、こういう手合いが一番厄介だ。自分の力量を自覚し、力尽くではなく状況に応じてカードを切り、逃げる時は形振り構わず逃げる。殺戮者プレデターでは無く競技者プレイヤー――


「一番・・・・・・・・・嫌いな、相手だ」


 思惑が食い違う相手とり合う時程、面倒な事はない。

 向こうはこちらの命を奪う事など、端から考えていないのだ。その証拠に、受けた傷はどれも致命傷ではないものの、血を奪って体力を消耗させる程に深い。


 バイクの排気音が、遠くで鳴っている。


「ッ・・・・・・・・・!」


 気に入らない、と言わんばかりに照星を背後に向けた。アスファルトへ流れた鈍色の星の軌跡はカタリナと――隣で、両手に縄を持った痩躯の男を射程しかいに収める。


 カタリナが手元に戻ってくれば、向こうの勝利は確定する――なら、何もこちらから打って出る必要はない。派手な動きで道化を演じて、獲物が餌に喰い付くのを待っていれば良いのだから。


「ヒィ・・・・・・ッ!」


 丁度――――こんな風に。

 発砲音。

 仰け反る、痩躯の男。噴き出した鮮血が夜闇に照らされ、モノクロームじみた花びらが舞う。


 多分、生きている。

 けれど、あの怪我では当分は動けない。

 弾倉脱着マガジン・リリースボタンを押し、弾倉マガジンを落とす。


 まずは一人。

 鞄から吐き出された予備弾倉スペア・マガジンを再装填。


「これで――――二対一だ」


 引き金トリガーを引く。

 吠え猛るように後退し、鉛の牙を吐き出す怪物。牙は三八谷の胸へと突き刺さり、奴の動きを封じ込める。


「ッ!?」


 が。


 痛みを堪えるよう歯を食いしばりながら引き金トリガーを引き、三八谷は砲弾のような鉛玉を撃ち返す。砲弾は避ける必要もないぐらい出鱈目な放物線を描いて明後日の方向に飛んで行ったが、流石に肝が冷えた。


 予想外だった。


 銃弾は確実に三八谷の胸に命中した。奴は簡素な作業着のみ。防弾チョッキの類いは着ていない。だというにも関わらず、絶命しないどころか体力を消耗する事もなく、動きが鈍る素振りも全く見せない。精々、顔をしかめて痛みを堪える程度。完全に想定外。一体どれだけ厚いんだ、あの胸板は。


「想定外――――ではあるが、まあ有り得なくは無い・・・・・・か」


 銃を構え、僕は思考する。

 サイボーグ技術がこれだけ進歩している世の中だ。拒絶反応や倫理問題を度外視すれば、組み込みインプラント型防弾素材を肉体に組み込む事など造作も無い。副作用や身体の負担を恐れなければ、違法薬物や非合法ナノマシンで筋肉を銃弾を防げる程に異常発達させる事だって出来る。


 それらの可能性を考えていなかった自分の甘さに、腹が立つ。

 手の内を全て見せていないのは、向こうも同じ。

 こんな単純な事に気付かないなんて――――少し、調子に乗りすぎた。


 何よりも、僕はである筈なのに――


「カタリナ・・・・・・僕の後ろに、いる?」

「はい」

「正直に話すと、かなり詰んでいる」


 聞こえてくる排気音に、サイレンの音が混じり始める。


「そのようですね。彼らも澪と同じように、わたしを餌に澪を自分達が有利な盤上に引き出す算段だったのでしょう。澪の目の前の殿方は銃弾を受けた手傷程度では倒れず、澪の死角に隠れた女性は、わたしとの距離が少しでも離れれば、直ぐにあなたを殺傷する用意があります。あの痩せた方は、おそらく囮だったのでしょう。このまま二人が無事に逃げ果せるのは、かなり難しいと考えます。不可能、と言い換えても遜色ない程に」


 振り向けぬ僕の頬に、すっとカタリナの右手が添えられた。


「一人なら、逃げられますよ。彼らの目的は、商品であるわたしの回収。あなたの殺傷は想定していません」

「だろうね。でなけりゃ、デカい弾が真っ先に顔面に飛んで来た筈だから」


 三八谷が握るM500に一瞥をくれ、僕は皮肉げに言った。

 僕の殺傷を勝利条件に加えていないのは、三八谷も同じ。けれどもそれは完全なる非殺ではない。邪魔するならば容赦なく殺す。僕が引き金トリガーを引けば、問答無用で顔面に規格外の拳銃弾が飛んでくるだろう。


 追い詰められている。

 冷や汗が心地よい。

 鳥肌が服に擦れる快感。

 奥歯が軋む倒錯にも似た鈍痛。


 なんて――――愉しい瞬間なんだ、今にも息絶え刹那を彩る瞬間ってのは。

 この一瞬を体験出来るなら、僕は何度だって死んでやる――


 途端。

 一層大きくなった排気音とサイレンが、夜の静寂しじまと僕の高揚感を掻き乱す。


「逃げても、わたしは恨みません。わたしに何も言わず勝手に囮に使った澪の人間性はよく分かっていますから」

「かなり棘がある物言いだね・・・・・・どうも。安心しなよ、僕は自他共に認める卑怯者であるけれど、依頼された仕事は一度だって放り出した事は無い。だってそうだろ? そんな格好悪い事、出来る訳ないじゃあないか」


 浮かされた熱が冷え始めた唇で、僕は言葉を紡いだ。


「ナルシストなんですね、澪は」

「男は誰でもナルシストだよ。女性きみらがいつまでもお姫様であるようにね」


 さて、と僕は言葉を句切り、銃口を向けている三八谷へ視線を戻した。

 深呼吸。ピントがずれた現実に意識の焦点を合わせる。


「アンタ、正義の味方の条件って分かるか?」

「お前が、正義の味方だと?」

「僕は空腹ハラペコの味方さ。自分の腹が膨れればそれでいい、俗物的な人間だからね。正義の味方の条件は色々あると思うけれど、僕が考えるのは二つ。一つは、仲間よりも遅れて来る事――」


 回転灯が、月の代わりに僕らを朱く照らす。


「もう一つは、テーマソングをバックに派手な登場だ」

「!?」


 タイヤと路面が擦り合い、迸る火花。

 排気音が落雷し、サイレンの音に混ざり合って嵐のような唸り声を上げて加速する、装飾の激しすぎるビック・スクーター。跨がっているのは他の誰でも無く、正義の味方――――公共の安全と秩序の管理者、雨皷 咲龗子であった。


 須臾。

 三八谷へ向けた銃を鞄へ収納。同時。三八谷が放った銃弾を鞄で撃ち返し、反動を付けてカタリナへ放る。


 刹那。


 〝乗りなさい〟


 唇の動きで僕に命ずると、銃も撃たずに呆けている痩躯の男を尻目にぶち抜き、速度を緩める事無く僕らを引っ張るように乗せて直角旋回(クィツク・ターン)。この加速度ではワゴンに乗って追いかけようとも、追い着く事は適わないだろう。


「・・・・・・まったく、絶頂前に邪魔しやがって」


 状況を全く飲み込む事が出来ず僕が放り投げた鞄を抱きしめながら目を回すカタリナを抱え、リアシートで僕は嘆息した。


 この外見と排気音、速度から察するに、間違いなくこれは違法バイク。オープンフェース型ヘルメットの頭頂部に、サイレンと一体型になった赤色回転灯を乗せて便宜上緊急走行を呈しているが、に見つかったら今の椅子ポストから咲龗子を引きずり下ろす良い口実を与えてしまうのは間違いない。


 そんな危険を冒してまで、僕らを助けに来てくれるなんて。流石は正義の味方だ。


「声が小さくて、バイクの音に掻き消されてよく聞こえないわ。あと、別にアンタを助けに来た訳じゃないから」

 こちらを振り向く事無く、素っ気なく咲龗子は言う。


「またまた。ツンデレは死語だぜ?」

「はァ?」


 照れ隠しや謙遜の欠片も無い、凍て付くような殺意さえ覚える冷たい言葉。流石の僕も二の句が継げなくなって、背筋が凍る。


「・・・・・・この非常時に、よくそんな浮ついた軽口を叩けるわね。アンタがその人形を抱えていなかったら、怒りと憎しみを込めてうっかり振り落としていた所だわ」

「人形・・・・・・? 何言ってるんだよ、咲龗子。彼女はどう見ても人形なんかじゃ――」

「アンタの出鱈目な軀じゃ常人の感覚を忘れてるのかもしれないけれど、その背丈と体格で百キロ超えの女の子は普通いないわよ。それに、幾ら今日が寒くたって、手がかじかむ程に体温が低い人類はいないわ。例え、わたしみたいに極度の冷え性でもね」

「お前、冷え性だったの?」

「ええ。だから、常時寒い冬はいつもたいへ――」


 沈黙。

 どうやら、シリアスな場面で僕の茶化しに乗っかってしまった事に自己嫌悪を感じているらしかった。


 迂闊な奴め。〝最年少警察署長〟だとか〝天才少女〟だとか大層な肩書きが付けられていても、その本質は純粋無垢な女子高生。享楽と自堕落の限りを貪り尽くした元大学生に、たかだか十七年の薄っぺらい人生経験で太刀打ちなんぞ出来る筈は無いのだ。


「髪飾り」

「え?」

「彼女の髪飾り。ちょっと触ってみなさい」


 咲龗子に促され、僕は気を失っているカタリナの髪を丁寧に梳きながら、王冠とも撥条とも取れる髪飾りを触った。

 特殊な髪留めで止められているのか、やけに頑丈に髪に固定されている。


 訂正。

 固定されているのは髪では無く、頭皮。髪を掻き分けたその奥に空いた小さな穴に、撥条から伸びた細い真鍮製の棒が突き刺さっていた。


「これは――」

「・・・・・・おかしいとは思わない? 常にクルクル回るのはいいとしても、髪にくっついている訳でなく、頭部に直接突き刺さっているのよ、それ。エンジンを回す為にね」

「エンジン?」

「クラインボトル・エンジン――――そう、名付けられているらしいわ」


 馬鹿な事を言うな。



 ――一九三〇年製カタリナ型試作クラインボトル・エンジン搭載自動人形(オートマタ)――――それがわたしです



 いや、でも――


「他にも思い当たる節、色々あるんじゃない?」

「でも・・・・・・だけど、百年も昔にアンドロイドなんて・・・・・・コンピューターだって――」

人造人間アンドロイド・・・・・・そんな、高尚な物じゃないわ。どこかの物好きな時計職人が作った歯車と撥条ぜんまいだらけの単なる自動人形オートマタよ。大まかな構造は、同年代に製作された自動人形オートマタと大差ないわ」


 ただし、と彼女は付け加える。


「永久機関で動く事を除いてね」

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