裏話#12
#12 設定集3
その1 アークライト家について
主人公ディゼルの家系であるアークライト家は、聖王国建国から700年以上続いた騎士の名家です。当然、聖王家から爵位を与えられています。
……で、貴族としてはどの階級なのか? 実を言うと、あまりその辺りの設定は詳しく考えていなかったりします(;´・ω・)。
序章を見る限り、アークライト家の邸宅は聖王都に存在します。
何百年も続いた貴族の家系なら、治める領地を持っていそうな気もしますが……うーん、主君である聖王家を守護する為に聖王都に暮らしていたという事でお願いします(ヲイ)。
また、ディゼルの母ソフィアが手料理を子供達に振舞っている事からも使用人を雇っている雰囲気が無いのも不思議な光景ですw
その2 極東国
極東国は大陸の東に浮かぶ島国であり、親善試合編に登場しているクドウ兄妹とソウマ・リュウドウジの故郷です。
国家元首は
国の雰囲気は、現実世界の日本の明治時代初期に侍が居るイメージでしょうか。
大陸から離れている事もあって本編に登場させるのは難しそうなので、閑話シリーズや外伝作品に登場させたいと思っています。
その3 食文化
……そう言えば、お金の描写に加えて食事の描写も曖昧な部分が多い事に気付かされました(;´・ω・)。
具体的なイメージとしては、聖王国=フランス料理、帝国=ドイツ料理、砂漠連合=エスニック料理、氷雪国=ロシア料理、創世神国=イタリア料理、極東国=和食といった感じでしょうか?
ロイドが甘党なので、意外とお菓子も種類豊富なのかもしれませんw
その4 女神教
作中世界は、ひとりの美しい女神の手によって創られたという伝承があります。
大陸の中心に位置する創世神国は、女神が大陸を想像した際に一番最初に降り立った場所であるとされ、女神を模した石像を祭る神殿が存在します。
創世神国は小国ながらも、毎年多くの信者が女神像に祈りを捧げる為にやって来ます。また、天の力を宿す人間は聖人であると信じられており、もしもディゼルの正体が露見した際には、創世神国の国家元首たる教皇猊下ですらディゼルの前に跪くという事態になるやもしれません( ;´Д`)。
その5 古代王国瓦解の影響
歴史上初めて大陸を統一した古代王国、現在の帝国の前身となったこの国は深淵との大規模な戦いの末に王家の庶子をひとり遺して滅亡しました。
重臣達は遺された庶子を担ぎ上げて、王国再建を目指すも滅亡による爪痕はあまりにも深過ぎました。理由としては、王家の血が流れているとはいえ庶子である王子を認めない勢力が離脱し、自分達の手で新たな国家を築く事を選んだ為です。
この時に古代王国から離脱したふたつの勢力が、後に氷雪国や砂漠連合として形成されていきます。
極東国はかつて大和と呼ばれており、鎖国国家として他国との交流は殆どなく、国家として知られるようになったのはずっと後世になってからです。
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