登場人物は神様と主人公。それと後輩。
この作品は物語形式では無く、掛け合いを主として話が展開されており、そしてとにかく主人公の性格の悪さが滲み出ています。
神様の方は神様の方で口が悪いですし、どちらも現実では関わりたくないキャラと言えます。
しかし、そんな二人の漫才にも似た会話がそれぞれの魅力を引き立たせ、面白みを作り上げている不思議。
また口語と地の文が非常に円滑で、変に設定を詰め込んでいないため、最後の"オチ"まですんなり読めてとても良かったです。
個人的には最後の続きが気になる所ですが、
1話完結の短編としても面白いので是非皆さんも読んでみてください。