第157話脳筋
「まったくなぜこうも使えぬ奴等ばかりが増えたのだ。闇のやつらも連絡が取れぬし、こうなれば私直々に相手してやる。おい、人族の男よどんな手段かは知らぬが聞いているのだろう?でなければここまで手出し出来ないとかありえぬはずだ。
ここは、一対一で正々堂々と勝負しようではないか、我が負ければもはや王子には力はなく自然に崩壊するであろう。」
さて、どうしたものだろうか?どうやらあっちはこっちが自分たちの情報をなにかしらの手段で知っているとわかったみたいだな。情報戦において、こちらは負けることないだろうと実感できた。リルには感謝しないとな。
こちらとしても、事態が解決するのは望むところだし、手っ取り早く戦ったほうが楽だしな。よしっここはあっちに乗ってやろう。
俺は、リルと共にレオナルドの前に影から姿を表す。影から出てきたことに驚いていたがすぐに気を持ち直していた。
「ふん、ようやく出てきたか。なるほど、その影の中からこちらの話を盗み聞いて兵士達を分断させたのか。こちらの兵士は無事なんだろうな?もし、一人でも手にかけたのならばこちらも容赦はすることはできぬぞ」
「あー大丈夫だ、今回の件どうやらそちらの王子の暴走が一番の原因みたいだから、事情をあまり知らない兵士には邪魔されたくないから痺れてもらって閉じ込めさせてもらった。命に別状はないから、安心してくれ。
ちなみに今回、王子の暴走を止めるよう求めたのは現国王からだ、決して愚王なんかと言われるような人ではないぞ。あんたにも事情はあるだろうが間違っている王子を止めるのも家臣の仕事のひとつなんじゃないか?」
「そうであろうな、普通なら止めるのが正しい家臣の姿であるんだろうな。だが我は、戦いしか知らぬ。戦うことでしか役に立つことが出来ぬのだ。この世の中下剋上は仕方なきこと理解してくれとは言わぬ。だがここまで来たら我に勝ってなにが正しいか示してみよ」
あーこの人はある意味で純粋なんだろうな。力が無ければ世の中上手くはいかないのは確かだし、それならお言葉通り力で通させてもらおうじゃないか
ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星やレビューを少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします。最近調べたら下の下でまだまだ稚拙な作品だなと理解しつつ諦めず書いてやろうと奮起しております。知り合いの方が書籍化など羨ましい努力の結果が出ているので負けていられません。皆様の協力お願いします。こんなふうにしたほうがいいとかあればぜひ参考にします。
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