第140話ウルフ狩り

ダンジョンから帰還して2日、なんとか最低限動ける程度には復活出来た。まだ本調子とはいかないが、サポートありなら問題なく戦うことも出来るだろう。


早速今日は、ウルフをテイムしに行くことにした。ディスに聞いたら近くの森でウルフをよく見かけるそうなので案内してもらう。


「ここから先が、モンスターたちのテリトリーになるです。ウルフは20分も歩けば出るはずです。入口では初期モンスターのスライムとかですかね。なので気にせず行くです。」


言われた通り森に入ってすぐスライムに出会ったが核を軽く一突きするとみるみると体がしぼんでいき近くにいた別のスライムに吸収されていた。なかなか面白い仕組みだ。もう少し詳しく知りたいが今は目的最優先で行かなければならない。



「この辺からはウルフが出始めるはずです。警戒するですよ。奴らは群れで動くし、連携もしてくるので、でかい群れに会うと厄介なのです」


「ディス忠告ありがとうな。だけど、残念ながら遅かったようだな、いやこの場合は都合がいいのか?団体で来るなら選び放題何じゃないか?お気に入りのやつが見つかるかもしれない」


話していると唸り声が聞こえてきてそれがどんどん近くになり周りから囲むように唸り声が増えていく。


「今回はテイムが目的だから、殺さないように気をつけてくれ。まずは、自分の身を優先で襲って来たやつは吹き飛ばす程度でいい」自分で殺すなと言いつつ感じる気配はどんどん増えている。これが一気に来たら殺したほうが楽に感じてしまうだろう。


周りを警戒しているとついに、ウルフが動きを、見せる。後ろから二匹同時に出てきた。俺は双剣を逆手に持ち斬り殺さないように峰打ちしていく。



二匹がやられたのを警戒したのか周りを囲むように歩きこちらが逃げれないように距離を詰めてくる。さて、次はどう来るかな?


「ナイト様どんどん距離が近くなっていてしかも数も増えているようですが大丈夫でしょうか?」


マリアもさすがに数が増えてきていることを感じてよりいっそう警戒している。


「まーこのくらいならいけるさ、殺さずを意識しなければ倍が来ても問題ないはずだ。なんで今は、殺さないように気をつけてくれ。」


ウォーンの声が周りに響くと同時に四方からウルフが、来た。


俺は、マリアに目配せし無言で合図をする。するとマリアはすぐに気付いて、周りを囲むように火の柱を繰り出しウルフがこちらに来るのを防いだ。

 これは、以前二人で狩りに行った時のコンビネーションの1つである。火の柱でこちらを攻撃出来ない間に俺は気配のする場所を探り、双剣を形態変化させてブーメランにして威力を最低限にして気配のする場所めがけて一周するように投げつける。


キャン、キャインと声が聞こえてくる。上手く当たってくれたようだ。よかった、さ〜そろそろ出てこないと犠牲は増えるだけだぞ。ボスならそろそろ出てこいよ



ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星やレビューを少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします


https://kakuyomu.jp/works/16817330663200483402

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