第72話 チョロいん?モフラー?
「ナイトは私に付いてきなさい」俺は、ティナの声を合図に立ち上がりティナの後を追いかける。マリアにも目配せをして、ここから移動してもらう。
「もー、ナイト様いきなりなんですか、あれは?訓練場が騒ぎになっていると聞き慌てて来てみたら、兵士が倒れてしまってるし、いきなり騒ぎを起こさないでください。」
「いや、そのだな、つい王国軍の兵士がどんなもんか知りたくて喧嘩を買ってしまってそのすまん。だけどな、今回のである程度強さのある人間だと周りも理解できたはずだ、今後は、ばかなやつ以外喧嘩はふっかけたりしてこないだろう。それに、今回手に入れたテイムのスキルがあれば、モフモフ軍団を作るのも夢じゃないぞ。」
「もっモフモフですか?ゴクッ」おっちょっと興味あるのかな?
「そうだ モフモフだ。仕事で疲れた時に抱きしめるだけで至福を獲ることは間違いない。テイムするから暴れる心配もない最高のモフモフをお前に提供することを約束する。」
「ふっフン口約束じゃ信用できませんね。なので、モフモフを早く用意してください。そしたら今回のことは許してあげなくないです。仕方なくですからぬ」
おー残念王女にプラスしてチョロ姫の称号もティナにはプレゼントだな。そこが可愛くもあると感じてしまうんだけど。おっとこれは、姫様には内緒にしないとまた怒られるかな?
ゴホン「ナイト、父より王室図書館の謁見許可証をいただきましたので後で、シルキーに渡してあげなさい。あと私たちの部隊が色々な事が、出来るように城内にある程度の敷地を、もらいました。そこは、自由に使って良いそうですから私たちの拠点を作ってください」
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