第61話ティナとの交渉2
「レイ様がいうことは、分かりました。確かに軍には色々なスキルを持っているものがいるでしょう。レイ様が、強くなるには最適な場所かもしれません助けていただいた報酬として、軍の訓練に参加することは可能だとおもいます」
よかった、スキルを持っても実戦訓練をしないと戦う時に扱いきれないと困るからな。
「レイ様こちらからもお願いをしてよろしいでしょうか?もし聞いていただけなくても軍の訓練に関しては許可を出しますから」
ティナには、こちらのお願いを聞いてもらうんだ。こちらも、ティナのお願いは聞いてやらないとな。
「私のお願いというのは、第一、第二王女の悪事を防いで国を守り、より良い国にする手伝いをお願いしたいのです」
あ〜なんかテンプレなような気がするな〜
「すまない、ティナ聞きたいことがあるんだがいいか?今回ティナが少数で出ていたのはもしかして姉たちの不正を調べる為だったりするか?それなら、少数での動きも納得出来る」ティナは静かに頷く。
「流石レイ様です。正に言われた通りで今回我々は、少人数で姉たちの不正を調べる為に動いていたのですが、知っての通りその最中に魔物に襲われてしまい」
なるほどな。しかも、その少数で調べていた仲間も今回の件でいなくなってしまい、姉の不正を調べることが大変な状態だということだな。
ティナには世話になることだし、助けてやってもいいよな。国の為になるなら国に、恩を売ることもできるだろうし、こちらに悪いことはない。更に、不正をしているというなら敵だ。敵なら遠慮なくスキルを奪うことが出来る。
俺は、ティナの提案に納得し手を出してみせる。ティナは、よく分かってないようなので、ティナにも手を出してもらい握りしめ握手をする。お互いの提案を了承する時の挨拶だと説明しとく。
お互いこれで今後の目標の目処がついた
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