第59話 1からやり直し

体がようやく動くようになり自由を、手に入れた。体が動くって本当に素晴らしいな。


体が動かない日々は、ある意味幸福と苦痛の連続だった。なぜなら、体がまともに動かないので食事を取るときは、アリアやティナが交代で食事の提供をしてくれたり、体を拭いてきれいにしてくれるのだ。申し訳ない


抵抗出来ないので下も見られ拭かれてしまった。最初は、恥ずかしがりながらも最後の方には、慣れてきたのかおもちゃにされることもあったのは3人の秘密だ。


食事をすれば、当然出るものもある。そこは、メルヴィスが担当してくれた。たれ流しを処理するわけではなくトイレに連れて行ってもらい出したら拭いてもらう感じだった これも非常に申し訳ないと感じたがメルヴィスは、作業としてこなしてくれた。


しばらくすれば、トイレにはついてきてもらったが拭くのは出来るようになったのは幸いだった。


そんな日々も今日で終わりだ。リハビリがてら村を歩きながら体をほぐしていく。エアーグリズリーの被害で村の建物が崩れているとこがあったが、みんなで復興を頑張っていた。


俺は、村を周りながら今後のことを考えていた。今の俺は、スキルがほぼ無くなってしまいまたスキルを集め強くなっていかなければならない。


今回はたまたま生き残ることが、出来たが次も生き残れる保証はない。俺は、ここから再び強くなってキンググリズリーなんかも、余裕で倒せるようにならないといけない。じゃないとまた、みんなに心配をかけて泣かれてしまうからな。


今の俺に残っているのは、アイテムボックス3 魔力操作3 肉体強化2だ 最低限の動きしか今は出来ない。早くスキルを集め合成して強くなっていかなければ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る