第45話 姫様でも渡しません
姫様と今後のことを、話しているとアリア達が追いついた
「レイ様 おっお待たせしました 遅くなりも…しわ… だっ誰なんですか?その女は私達二人がいない間になにをしてたんですか?正直に言ってくださいね 言ってくれたらもちろん許しますから」
ていっ、俺はアリアの頭を軽くチョップしておれと視線を合わせるようにする すると、みるみるうちに顔が赤くなり「そっそんな見つめないでください まだ日も明るいのに そんなに見つめられるとわたしどうしたらいいか?」
よし、とりあえず止まったな 二人にはちゃんと説明しないとな。
二人に説明しようとしたその瞬間メルヴィスが静かに跪きユーディストラティナに頭を下げる
「第三王女のユーディストラテイナ様でお間違いないでしょうか?このような地でお顔を拝見出来て嬉しくおもいます」
メルヴィスはすぐに気づいたらしい。流石だな
「私に対しての礼は結構 礼をするのは私達なのですから、そなたたち二人が英雄様のおっしゃっていた二人なのだな?」
英雄様?二人はキョトンとした顔でこちらを見つめる。俺は、二人を、救うまでの事の顛末を話した。
メルヴィスは、涙を浮かべると同時に困り果てた顔をしていた。アリアの方はというと姫様の方を見つめ?いや睨んでないかあれは
スクっと立ち上がり姫さまのそばに駆け寄る。
「姫さま絶対大丈夫です。レイ様が王都に必ず連れて行ってくれます 安心してください。」と手を握りしめ宣言していた いやいや勝手に宣言するなよ連れては行くけどさ
「ですが例え姫様であってもレイ様だけは渡しません それだけは、何があっても許しません」
だからお前は、なにいってんだよー
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