第19話 メイド長とこれからのこと
メイド長から味方になると言われたのは、正直驚きしかないがこれはチャンスだ。
メイド長の人を見る目と鑑定のスキルが有れば、他にも有能な人間を味方にできるかもしれない それに、スキルが有能でも人間として駄目なら味方になっても裏切りを警戒しないといけなくなる。
まーそこは、メイド長の今までの人を見てきた目を信じてみるしかないか 駄目なら物理的に追い出せばいいし そいつのスキルを奪えばいい。
「もう一つレイ様にお話したいことがあります よろしいですか?」これ以上どんな話が来るかちょっとの不安と期待を込めて話をきく為に姿勢を正した。
「アリア入ってきなさい」その声が響くと、後ろの扉が静かに開き俺より少しだけ年上のメイドが姿を現した。
「この娘はアリア 私の娘です 年はレイ様より2つ上の12歳になります この娘には私が出来る限りのことを教えこんでいます まだ若いですが、周りの年数だけしか取り柄のない使えないクズよりよっぽど使えるように育てました。」
クズとかなかなかキツイ言葉を使うんだな 初めて見た いや今まで、自分のことしか見ないで周りを見てなかったからかもしれない。
「外では、今まで通り接触は控えますがなにか御用がある際は私かアリアをお呼びください きっとお役に立てると思います。」
「レイ様 アリアと申します 母には幼い頃より色々教わり 自分自身周りのもの達には仕事では負けないと自負があります。母よりレイ様は凄い力を持っていて今はあれですが、必ず認められて偉大な方になると聞いています ぜひ、親子でその偉業を達成するとこを後ろで少しでも、支えれたらと思います」
なんか親子揃って俺への信頼度高くね?信じてもらえるのは嬉しいし 味方が出来るのは心強いけど、俺は教祖とかじゃないから 勘違いされないように気をつけないと
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