第96話 急に寒い

10/9、昨日から 急に寒い。

おとといは、陽が出たら暑くて 冷房を入れた。

多分28度くらい。

昨日は寒くて、トイレのヒーターを出した。

最低気温が16度くらいか。

今日はピラティスに行こうと思っていたが

寒すぎて止めた。

明日からはしばらく、過ごし易い気温が続く予報になっている。予報は当たるんだろうか。


肺炎息子は、今日無事退院した。

「まだ結構白い」(肺)らしいが

点滴は取れていて薬を飲んでいるだけなので

今まで置いてもらってた事の方が不思議。

「彼女は来ない」と言っていたのだがどうも来てくれたみたいで、彼女から息子の写真が送られて来た。

優しい子なので、まだ見捨てられてはいないらしい。

良かったな 息子。

世話好きなのかもしれない。

「手のかかる子ほど可愛い」って言うからね

私は母に

「あんたは本当に手がかからなかったから

 何も覚えていない」

と度々言われてイラっとしがちなわけだが

うちの子たちは、どの子も微妙に

いつまでたっても 手がかかる。

てか多分、母が愚鈍なだけなんだろう。

何かしらを抱えていない人間など存在しない。

私が抱える問題に気付かなかった

否違う

実際には結構色々あったのに ちゃんと覚えていないから 又は

一つ一つの事柄は結構覚えているくせに

「手がかからなかった」と言う印象の方を

より強く信仰しているから

その印象だけを何度も何度も繰り返し口にする。

結果、その微妙に間違った印象を

自分にも他人にも刷り込み続ける。

間違った印象は一人立ちし、

あたかも本当の事、既成事実の様になる。

それが母の頭の中で起こり、周りにも撒き散らされている。「事実ではないがもっともらしく聞こえる事」

「細部を省いた いい加減情報」は

コンパクトで拡げるのが簡単だから広まり易い。

こうして世の中は 

コンパクトないい加減情報で溢れて行く。

母は世間の縮図の様なものだ。

自分にもきっと そういう面はあるのかもしれない。

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