第70話 君じゃないとさ

久しぶりにアジカンを聞いて嵌まる。

考えても仕方ない事だから 考えない様にしているが

相変わらず そうである事に変わりはない。

君の代わりはどこにもいない。

変わる事はないんだから、その気持ちに抗ってみても仕方ない。

代わりはいない そう思うのは

それだけかけがいのない時間を君と過ごしたからだ。

自分の心の芯にある 真珠みたいなその気持ちを

魔法みたいな 一緒に過ごしたその記憶を

捨てようとする必要はない。

ただあるがままに そこにそっとしておけば良い。

幸せだったなぁ。

でも記憶の瞬間と その他全ての長い日常は

同時に存在している。今も、あの時も。

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