第49話 閃輝暗点と仕事の話

昨年の日記を読んで

昨年の今頃は、閃輝暗点で大変だったのを思い出した。全く忘れていた。

原因は不明と言われたが、多分ストレス。

父の体調の事で元々不安定だったのに加えて

職場で強い圧をかけられて

何度も泣いた。

「職場でいつ泣き出すかわからない。

 続けるのは無理です。」

そのままを伝えて、更新を断った。

別の理由を取り繕う余裕さえなかった。

席を変えてもらい、圧の強い人から離れて

平静を取り戻し、何とか6月末の契約を全うした。

7.8月はお金に不安を感じながら海に行って過ごし

たまたま応募した、面倒見の良い派遣会社の人の勢いに流されて、9月からは短期(半年)の仕事を始めた。

今、こんなに平和なのが、嘘みたいだ。

年末に3月末までの契約をしたのに

「2月末にして欲しい」と、突然1/31に言われた。

契約があるので断る事も出来たが

面倒なので受け入れた。

中々「受けたい」と思う求人がなく、やっと応募した所に蹴られ、「また失業保険か…」と思っていた所、またも熱心な営業さんに誘われ 希望通りではなかったが、勧められた所に応募する事にした。

その時一番願っていたのは、「健保が続く事」だった。仕事が続かないと、健保を一々切り替えないといけないのが、派遣の辛い所だ。

失業したら黙って国保って、電話一本とかでやってくれたら良いのに、一々役所まで行かないといけない。

どうにかして欲しい。

しかし、今回は上手く仕事が繋がり

こんな平和が訪れるなんて

2月には考えられなかった。

こんな風に 安心出来たのは3年ぶりだ。

ジプシー状態、長かった。4ヶ所行って、疲弊した。

我ながら良く頑張った。偉かった気がする。

漸く、束の間の平和な場所で、毛並みを整えられる。

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