わたし、メリーさん。

ミルクカフェ

第1話 終わりの始まり

この話は、一体の古い人形をごみ捨て場に捨てる所から始まる・・・






その日は、仕事が休みで家でゴロゴロしていた。



「♪♪♪~♪♪♪~」


一本の非通知の電話・・・怪しみながらも電話に出てみる・・・


「わたし、メリーさん!」


可愛らしい声色で楽しそうな雰囲気の少女の声。


「今、ごみ捨て場に居るの」


最初はイタズラ電話だと思い通話をきる・・・

そして、しばらくすると、又かかってくる電話・・・

恐る恐る、電話に出る・・・


「わたし、メリーさん!今、公園に居るの」


また、先程の少女の声・・・

少しイラつきながらも、イタズラは止めろと注意をする・・・

だが、少女は何も答えず通話が切れる・・・


「♪♪♪~♪♪♪~」


しばらくたつと、又電話がなり始める・・・

携帯を見ると非通知・・・

ため息を吐きながら、電話に出る・・・


「わたし、メリーさん!今、コンビニの前に居るの」


ここで少し違和感を覚える・・・

だがこの時は深く考えず通話をきる・・・


そして・・・


すべての終わりが始まる・・・


「♪♪♪~♪♪♪~」


「わたし、メリーさん」


「今、あなたの後ろに居るの」


そこで暗転して気を失う


そして、目が覚めると自分はメリーさんに成っていた・・・



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