10
次の日。
休日だったけど、
撮影があるということで学校に来た私たち。
そして、真壁部長がなぜか犬を連れてきていた。
楓月・美雪「かわいい♡」
要「あの…部長。なんで犬?」
真壁「撮影で子犬使いたいらしくてさ。
六路木が飼ってるのは大型犬で
使えないって、頼まれたから連れてきた」
要「結局部長が一番ノリノリじゃないですか」
真壁「噂の真相を突き止めるまで、映画部の
やつら油断をさせるためだよ(笑)」
だけどそんな中、
瞬は萌菜のことが気になってるみたい。
まあ、昨日怒らせちゃったもんね。
「おはようございます!」
すると上の方から声がして見ると、
映画部の1年生3人が挨拶をしてくれていた。
瞬「おはよう。もう準備?」
「はい」
朝、早いんだね。
私たちも向かおうとしたとき。
「「きゃー!」」
さっきの3人の声が聞こえた。
瞬が急いで駆けつける。
「どうした?」
「人形が増えてる」
急いで私たちも瞬の後を追う。
そして映画部の用具入れに入ると、
確かにたくさんの人形が散乱していた。
「なにこれ…」
星野「ねえ…あれ」
そう言って、彼女が指さす先にあったのは、
スコーピオンの仮面をかぶった人形。
昨日殺された奥田さんがつけていた仮面と
同じものだ。
まさか…!
瞬は慌ててその人形に駆け寄り、仮面をはずす。
「…っ!」
それは人形なんかじゃなくて
3年生の真田さんだった。
私たち、みんなが息をのんだ。
Memorial answer's @syuwawawawa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。Memorial answer'sの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます