書籍版の方を読ませてもらいましたが、ダーリッグとルシャーナの兄妹、パターン通りの末路をたどりましたね。
ダーリッグは羨望と嫉妬ゆえに。ルシャーナは異常なまでの傲慢さゆえに。

その結果、ダーリッグは死罪確定。ルシャーナも死罪か、良くても一生牢獄に繋がれて、聖女としての能力のみを利用されるでしょう。

エバンス公爵家も取り潰しか、二人とは関係の無い縁戚が継ぐのか。
この結末を予測しなかった二人が愚かだと言えば、それまでですが。

この回登場のダーリック、エバンス家の長男でルシャーナの兄なのですか？　『運が悪かった』というのは、聖女の子でありながら神聖力が無かったことですね？

ヴィヴィアンのように、聖女の子でなくても神聖力を持つことが稀に有るのと同じで、その逆も有ると？

エバンス家に生まれ、聖騎士団長になるのが夢だったのに、神聖力が無かった――とすれば、嘲りや哀れみの目で見られたことは想像に難くないし、ダーリックの性格が歪むのもうなずけます。

しかし――兄妹そろって問題を起こせば、エバンス家を没落させかねないことくらい、想像がつくでしょうに。

私がクラリーネなら、王家にも他の聖職者にも聖騎士団にも、「ルシャーナは絶対に大聖女にしないように」と、念を押しておきます。
少なくとも、エバンス家の息がかかっていない者には、すべて。

「ルシャーナは実力は有っても、人格に問題が有り過ぎます。彼女が大聖女になれば、かつてエバンス家が起こした問題や不祥事が繰り返されるのは、目に見えています」と言って。

ふりがながおかしな事になってるので
ちょっと直していただけたらと……
それ以外は読みやすいです！