僕は基本ずっと家に引きこもっている。

しかしそれも流石に体に悪いと思い、久しぶりに外に出た。

少し自転車に乗って出掛けてみようと思い、自転車で河川敷へと漕ぎ出した。

時刻は15時、半袖には少し応えるようなひんやりとした冷たい風が秋の訪れを知らせる。

そうか、もう10月だったか。

気づけばそこに夏の姿はなく、辺りには秋の匂いが漂っていた。

今年の夏は米軍基地の祭りに行ったり、友達のライブへ行ったり、汗にまみれてキャッチボールをしたりした。

僕は無情にも移りゆく季節の早さに少し寂しくなった。

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