じじばばテニス争奪戦
バスケットボール日本代表が世界と激戦を繰り広げ、日本中がバスケムード一色となっている中、僕たちはテニスをした。
テニスというのはサッカーやバスケのように激しすぎず、野球やバレーのように大人数集まらずとも最低2人いればできることから、子供からお年寄りまで手頃に楽しめる球技である。
しかしそのため公園のテニスコートはじじばばで溢れかえりなかなか予約が取りづらいのが現状である。
予約は何週間先も埋まっており、もし予約できたとしても、その日の天気なんてわかりっこないし、その日になってみたらあまりテニスしたい気分じゃないなんてこともあるだろう。
今日テニスを楽しんでいるじじばばたちは、どれだけ待とうがテニスをしたいという固い覚悟のもと、厳しい予約競争を勝ち抜きコートに立っているのである。
テニスの勝負はコートを予約する時からすでに始まっているのである。
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