番外編 精神病と戦い、周りに流され続けても生きることを辞めない人の話―後編―

 

「少しは落ち着きました?」



『は、はい。続けてください。』



「じゃあ、Aさんにとっての“ゴール”というか、理想像はありますか?」



『悩みを解決する理想像ですか?』


「はい、そういうことです。」


『それはもちろん、信頼できる人に打ち明けて、その人がわかってくれて、その後も気にかけてくれる…みたいな?』



「なるほど。では、最後に何か言いたいことがあれば、どうぞ」      



『言いたいこと?』



「特に無いですか?」



『あー、まず私は今までの経験上、何事も気にすることもなく相談できる人がいるだけでだいぶ楽になるということを学んだので、そういう人がたくさんいるって言うことは大事にしてほしい気持ちがありますね。そして、身の回りにいる人達に少なからず苦痛と戦う人がいるということ。そして、生きる意味を失いそうになっている人が大勢いることを忘れないでほしいですね。そして、私も含めて誰かにSOSが届けば、救われる命があること。人を責める人もその分居るけど、助けになる人もいるということを知っていてほしい…というか、これ、誰に何を語っているんだろ(笑)』


「きっと届きますよ、多分」












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いかがでしたでしょうか。 

魂のこもったAさんの話を見て、少しでも心に刺さってくれたあなたに感謝します。それでは、最後に一言。















































Aさんの言葉よ、皆に届け。

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