第7話 お盆
お盆の八月十日頃のことです。
家の前に、おじいさんがたたずんでいるなあと思ったら、半透明でした。
どなたかのご家族かなと思っていたら、近所の一歳の子が、そのおじいさんに手を振っていました。
小さい子は見えるというのも本当なんだ、と思ったのと同時に、お盆は帰って来るのも本当なんだな、と実感した出来事でした。
終わり
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます