第17話 進むべき道
優秀な幹部である佐藤の小さなモニタ。
変更した途端にたまには勝てる様になって来た。
大きいTVは仕方無いので居間に移動。
佐藤は定期的に自分のゲーム練習を見に来てくれる。その際このゲームをやる事になった成り行きを説明すると質問が。
佐藤「どうやってその相手探すんです?」
「え?そりゃ勿論このゲームの頂点になれば……」
佐藤によるとこのゲームは人気ゲームなので、数万人は存在する可能性がある事。
その中からたった一人を探す事がどれ程の事なのか説明を受けた。
「どうすんの、これ……もう後には引けないよ」
佐藤「確かこの前の子は「みや」と名乗っていたので……」
佐藤はアカウントで検索をかける。
1000以上の検索結果。
更に上位に絞る。
300人程結果がでる。
佐藤「あの子が自分の名前をアカウントに使っていると仮定すればこれ位かな」
「……皆にチャットで聞く?気が遠くなるわね」
佐藤「何処の誰だか判らない人に突然チャットされても無視されると思います。
冷たい世界だなと思ったが、佐藤の提案はこうだ。
まず私が最高ランク帯の実力をつける。
そこでフレンドを作る。
そのフレンドに何らかの会話で情報を引き出す。
確実性にかなりの疑問は残るが1番可能性はありそうだ。
取り敢えずの方向性は決まった。
今日も頑張ってゲームやるぞ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます