ゲーム好き女の子の日常生活

ゔぃれ。

第1話 目覚めはゲームから

「ふぁぁ〜……ぁあ……」


 1週間振りの長時間睡眠から目覚める。

 視界もままならないまま、その手をスマホに伸ばす。


 2台のスマホでゲームの進行状況を確認し、そのままデイリーミッションをこなす。


 私は2台のスマホで数種類のゲームを掛け持ちしている。

 基本的に使用するのは自分のスマホと仕事用の2台だけど、許可が下りれば親のスマホも使用し、3台同時にゲームを進める事もある。



 私は皆に「みや」と呼ばれている20代後半の女の子だ。

 この名前は私が遊んでいるネットゲームの主人公に私がつけた名前であり、今では本名よりもこの名で呼ばれる事の方が多い。


 ゲームは比較的好きな方だと思う。

 人並み位には嗜んでいるんじゃないかな。

 ゲームの機種に関してはスマホだけでは無く様々なゲーム機、パソコンでジャンルも問わず色々なゲームで遊んでいる。


 今日は今から仕事。

 勿論自ら進んで働きたくは無いが、稼ぎが無いと新しいゲームやゲーム機等の購入が出来ず私の人生が詰んでしまう為、やむを得ず仕事をしている。


 勿論やるからには社会人としての自覚を持ち、常に恥じない行動を取っている。

 時間を1分1秒足りとも無駄にしたく無い私は、いつも仕事に行く準備をしながら効率的にスマホゲームをこなす。


 そんな中、母が作ってくれた朝食を食べながら引いたデイリーガチャでSランクキャラクターを入手!

 少し前に追加された型落ち性能のキャラクターでもこの瞬間はやはり嬉しい。

 だからゲームはやめられない!

 今日も良い事がありそうだ!!

 早く仕事から帰ってこのキャラの性能試したい!

 あー、なんか仕事行きたく無くなっちゃったわ。このまま休んでゲームしようかな?

 等と思いながらも、それをおくびにも出さず会社に向かう準備を進める。


 ……と、こんな感じでゲームは仕事へのモチベーションを上げたりも出来る。


 トイレ、お風呂、食事、そして通勤移動中。

 あらゆるタイミングでいつでもゲームが出来るこの時代に生まれて本当に良かったと思う。

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