第238話 人物紹介④(異世界軽トラ)

〇軽トラ(異世界Vr)

 佐藤真治のサブ的愛車。シンジと共に異世界に転移する。異世界ではシンジの命を魔素の環境から守ったり、レベルを上げてシンジの異世界生活に貢献する。

 魔物狩りだけではなく、様々なオプションで屋台や農耕にと大活躍。

 着々と時空魔法なるもののレベルが上がり、ご都合主義的な能力をどんどん会得している。


〇佐藤真治(シンジ)

 ブラック企業に勤める50歳。妻と二人の子供がいる。ある日突然軽トラごと異世界に転移してしまい、軽トラから降りると命に係わる状況になる。

 異世界では軽トラを使って魔物を倒し、ひつじ獣人の娘や女貴族様に言い寄られるなど地球では経験したこともないような毎日に翻弄されている。

 異世界の心あたたかな人たちに触れ、知り合った人々の為に役立つ行動をしようと決意する。

 クウちゃんから情報を得て、闇の勢力からこの世界や地球を救うため、自分自身が地球に帰るために頑張っている。

 美女や幼女に堀を埋められハーレムまっしぐらであるが、地球の妻を裏切るまいと鉄の理性で踏みとどまっている。ただし、妻の方は仕送りさえあれば好きにしてくれよと言ったスタンスらしい。頑張れシンジ。

 実は闇の勢力から魔王の器として異世界に召喚されたらしい。


〇佐藤秋美

 シンジの妻。シンジとは同い年。それなりに夫の事は心配しているのだが、長年連れ添った弊害でついお金の事だけを話しに出してしまう。夫婦仲は普通。しかし、亭主元気で留守がいいと思っているのもまた事実。

 シンジからの高額な仕送りには驚きながらも感謝しており、このままこの額が振り込まれ続けるならばパートを辞めて旅行に行きたいななどと考えている。


〇佐藤真樹まさき

 シンジの息子。大学3年生の21歳。関東の大学に通い一人アパート暮らしをしている。それなりにラノベ等に触れており、お父ちゃんの現状を割と正確に把握し、それなりに心配はしている。

 実はこのまま大学院に行ってもう少し学生生活を送りたいため、シンジからの仕送りが途絶えるのを心配していたが、高額な仕送りの額を知り喜んでいる。


〇佐藤真紀子

 シンジの娘。大学1年生で19歳。隣県にある実家から片道2時間の大学だが、一人暮らしにあこがれていたことからアパートで独り暮らしをしている。それでも手末には実家に帰り、母と一緒に買い物や食事に出掛けたりはしている。

 親に似ず勘が鋭く、シンジの転移は世界にダンジョンが発生したことと関連があるのではと感じている。


〇ライム

 シンジがテイムしたスライム。当初はゴミを処理したら轢かれる予定だった。名づけされたことで知能が増し、人語を解するほか人の心や空気まで読んで行動できる子。何でも食べるし溶かすし分解も出来る。ぷよぷよしている。

 ひつじ軍団のテイムに多大な貢献をするが、その結果出番をひつじたちに奪われた感じになってしまっている。

 王都での人間同士の争いの中、敵兵を食べる溶かす訳にもいかず出番がない。


〇ミネット・トランシープ

 トランシープ商会の孫娘。ボクっ子ひつじ獣人。14歳。過去の異世界人の伝承を知り、同じ異世界人であるシンジに惹かれ、つがいになろうと積極的なアプローチをする。商会の娘だけあって商機に敏く、また、魔物の解体も得意とする。もふもふロリ。

 ノエルの出現によりロリポジションが奪われ出番が減ることを恐れている。

 商人のカテゴリなのに王都軍との戦いにちゃっかり従軍していた。



〇モンタン・トランシープ

 トランシープ商会のご隠居。54歳。ちなみに商会の会長はミネットの父でもある息子に譲っている。



〇セレスティーヌ・メオン男爵(セレス) 

 メオン男爵領の女領主。30歳。人族至上主義であるクスバリ王国内において、代々獣人や亜人を平等に扱う心あたたかき人道主義者の一族。それゆえに国中枢部からは疎まれており、両親の早すぎる逝去にもきな臭いところがあった。シンジに惹かれ、婿に迎えようと猛アプローチを仕掛けている。

 ノエルの出現により出番が減るも、熟女ポジションは自分だけと少し安心している。

 王都軍との争いが勝利に終わり、人族至上主義共の厄介事も無くなったため、どのようにしてシンジを婿に迎えるか思索中。


〇ロドリグ 

 メオン男爵家に仕える執事。バトルのできるバトラー。45歳


〇ドニ・アロス 

 メオンの街の冒険者ギルドのギルドマスター。ドワーフ。重いハンマーを自由自在に振り回す。52歳


〇ガエタン 

 メオンの街の門番であり、衛兵隊長。衛兵だけあって守りに定評がある。38歳


〇ゼスタ 

 メオンの街の孤児。ケモミミ。8歳。


〇ヴィスタ 

 ゼスタの妹。6歳。もちろんケモミミ。


〇『青銅家族』(ブロンズ・ファミリア)

 兄妹5人の冒険者パーティー。末の妹が行方不明で現在は4人で活動しながら末妹を探している。冒険者の身分ながらあざな持ちであり、出自の高貴さが伺える。


〇セヴラルド・ブロンズ(セヴル)

 『青銅家族』長兄。27歳。大盾を使う重装備のタンクタイプの戦士。真面目で気苦労の絶えないタイプ。几帳面。

 妹たちがシンジのハーレム要因に入ることが神託により定められたが、力ある者のところに嫁ぐ形になることを心から喜んでおり、その思考は貴族のそれの様である。


〇ソヴラルド・ブロンズ(ソヴル)

 『青銅家族』次兄。25歳。軽装備の斥候タイプの軽戦士。軽薄で物事を軽く考えるタイプ。チャラい。

 妹たちがシンジのハーレム要因に入ることが神託により定められたが、妹たちが片付くことで自分が悠々とナンパできることを喜んでいる。


〇ランシール・ブロンズ(ランス)

 『青銅家族』長女。22歳。メイスでボコる物理系僧侶。腐女子。

 シンジのハーレム要因に入ることが神託により定められたが、シンジよりも他の女子に興味を示しており百合も行けることが判明した。


〇リンシール・ブロンズ(リンス)

 『青銅家族』次女。18歳。軽弓も使う魔法使い。元気っ娘。

 シンジのハーレム要因に入ることが神託により定められたが、ハーレム=お嫁さんの一人という健全な認識しか持っていない。純真なままで居て欲しい。


〇ルンシール・ブロンズ(ルン)

 『青銅家族』三女。14歳。森の中でのクエスト中に突然光に包まれ行方不明になる。現在地球の晴田県丸舘市で駐在所に身を寄せていることが確認されている。

 なぜ地球に転移させられたのか? 誰に? 何のために?


〇『鉄の楔』(ファー・コイン)

 Cランク冒険者パーティー。男4人組。30代。家庭持ちのおっさんパーティー。


〇『比翼連理』

 Cランク冒険者パーティー。20半ばのカップル二人パーティー。バカップル。バカップル。


〇『風の盟約』

 Cランク冒険者パーティー。女5人組。10代後半。一人ゴツイ。


〇『絆の誓い』

 Dランク冒険者パーティー。男3、女2。全員16歳で孤児院卒業仲間。


〇『龍の尖兵』

 Dランク冒険者パーティー。男5名。近くの村の村長息子19歳がリーダー。ほかも近隣村出身の男性18~16歳。


〇アトラ

 リソン村で門番をしていた少年。10歳。


〇ペトラ

 リソン村で門番をしていた少女。5歳。


〇ザトラ

 アトラとペトラの父。29歳。村長の息子で村の実質的リーダー。


〇ペーニャ

 アトラとペトラの母。26歳。


〇ジトラ

 リソン村村長。48歳。ザトラの父でアトラたちの祖父。実質的な活動はザトラに委ね、長老的な存在。



〇ミシェル・セイブル辺境伯

 セイブル辺境伯領領主。33歳。国中央の人族至上主義と相いれず、獣人や亜人も同じ人族であるとの姿勢を崩さない。そのため、コウリ教に目を付けられ娘のノエルに呪いをかけられ、脅しをかけられている。

 領民の幸せを第1とする聡明な領主で、領民からの指示も厚い。

 娘と領民を天秤にかけるような選択を迫られ苦悩に満ちた日々を送っていた。

 シンジと軽トラの出現により、王都、コウリ教への反抗作戦を成功させた。

 ノエルの呪いが解け、王都の人族至上主義共を蹴散らしたことで、シンジに受けた恩をどのように返せばいいのか思案中。


〇ノエル・セイブル

 呪いを受けた辺境伯の娘。8歳。幼女枠。シンジや軽トラに出会い、3年前にコウリ教からかけられた呪いの苦しみから解放される。シンジと一つ(軽トラの)屋根の下で過ごすことにより、シンジの伴侶になるのだと意気込んでおり、ミネットやセレスとの助手席争いを繰り広げている。

 タコヤキ大好き。

 プチトマトによって呪いが解けたことにより、助手席ポジションから外れることを残念に思っており、もう一度呪いにかかる方法を探そうと黒い部分も順調に育っている。


〇ラクア 

 セイブル辺境伯お付きのたぬき獣人。24歳。辺境伯領の暗部の頭領であり、おばさんや町娘に変装したり、よく化ける。どんな仕事でもそつなくこなすできる女狸。

 対外的な諜報を担っているキツネ獣人の友人とは仕事上のライバル関係。


〇つじちゃん

 ひつじ軍団軍団長。ひつじ。もふもふ。かわいい。


〇ひつじ軍団

 白48匹、黒48匹の忠誠心豊かな万能集団。一部では軽トラよりも役に立つのではとのうわさもあるもふもふ軍団。その能力は物語の主役を担っても遜色ないとも言われている。

 某アイドルグループのようにどんどん姉妹グループが増えつつあるとの情報あり。


〇ウォルフ

 辺境伯軍指揮官。狼獣人。31歳。なぜかひつじ達と会話ができる。


〇ロゲール・ゲレッセン 

 伯爵家4男のボンボン。悪ガキが高じて犯罪者になり、コウリ教の怪しい人目に留まりコウリ教聖騎士団副団長の地位に就く。頭はいいが性格はゲスい。


〇ヤーコブ・ハーネイ 

 クスバリ王国宰相にて候爵位を持つ。洗脳される前は有能で国を支えていた人物。コウリ教に念入りに洗脳されてしまった。


〇カロッソ・クスバリ 

 クスバリ王国国王。その意志の強靭さにより魔法による洗脳が効かず、そのためコウリ教は洗脳のターゲットを宰相に変えていた経緯がある。

 信頼していたヤーコブに薬を盛られて不覚を取り、傀儡状態にされてしまった。


〇ラニサヴ・グレーザー

 クスバリ王国軍大将軍。元帥。国を憂える正義感。魔法による洗脳が効いていない。


〇ストライム・ドゥーガル 

 聖騎士団騎士団長。コウリ教幹部。闇の勢力。悪魔。


〇マルティム・ ガロワ   

 コウリ教枢機卿。闇の勢力。悪魔。


〇アキン・ドー

 過去の転移者と思われる人物。獣人たちの国、セタン王国を建国するも国王の座にはつかずその子に王を任せる。その後、元の世界に戻ったと思われるが定かではない。


〇アシュト―司令官

 クウちゃんの上司。過去のアキン・ドーの異世界転移に関わったやらかした可能性がある。クウちゃん同様高次元の存在であり、3次元の位階にいる地球の人間にとっては神ともいえる存在。

 ご都合主義的な展開を補完するためにいろいろやってくれるものとして作者に期待されている。


〇クウちゃんの部下

 次元を落として地球人に紛れ込み、地球の文化を満喫している。スマホアプリの開発などお手の物。仕事ができるが口は悪い。


〇『X』改め『クウちゃん』

 謎の存在。佐藤真治の異世界転生の事情を知っていると思われる存在。多分残念な性格。某ロックバンドやつぶやき系SNSとは何ら関係はない。

 光の勢力に属する高次元の存在。8次元の位相に位置するといわれ、闇の勢力の地球侵攻を退けた功労者であるが性格が残念。シンジが異世界転移するときのキーパーソンになっている。なお、クウちゃん本人はシンジのいる世界に受肉、顕現してハーレムの1員となりながら闇の勢力との最前線に立ちたい意向である。とみせかけ、2次元オタク文化に生で触れたい欲望が強く、やっぱり残念である。

 受肉するための依り代が見つかる目途が立たずに焦りを感じている。

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