第678話(舞台説明)
人間界(中央国家群)
物語のメイン舞台。
ゲルマン王国をはじめ様々な国が乱立している。
南に向かえばオーディンの支配する神々が住まう天上界に繋がる神殿がある。
北の洞窟を超えた先はロキが管理する魔界が存在する。
東は多様な神々が管理する和の国。
世界樹を超え西に向かえば北欧神話とはまた別の神話体系の神が管理する土地が広がる。
世界樹(精霊界)
精霊王と4大精霊達が管理する世界。
日々、精霊達がこの世界で使用された魔力を世界樹に運び浄化をしている。
だが、浄化するよりも魔力の消費ペースが早く浄化しきれていない。
浄化しきれなかった淀みや魔力は魔界に送られている。
魔界
魔界の管理は邪神ロキが行っている。
浄化しきれなかった淀みや魔力が常時流れてくるため強力な魔物や災害が頻繁に起こるため過酷な環境にある。
魔人という人々が住んでいるがその全てをロキが管理しているわけではない。
一部の魔物は魔人にテイムされ支配下に置かれている。
魔人達の中には魔界が過酷な環境になっているのは人間のせいだと思っている者もおり、過激派は人間界を恨んでいる。
ロキは人間界の文化が好きであり分体を作り遊びに行っている。
クロードと戦ったのは襲われたからというのもあるが遊びの意味合いが強かった。
天界(ヴァルハラ)
北欧神話の主神であるオーディンが管理する世界。
配下には人間界で勇敢に戦った戦士であるエインヘリャルやヴァルキリーなどがいる。
それ以外にもオーディンを補佐する神や女神が住んでいる。
オーディンは戦争と死の神であり常に人々が争うことで発展していくという考えを持っている。
大きな戦争が終わりこのままでは人が堕落していくと考えたオーディンは管理する人間界に過剰な神力を流し込み魔力を過剰にさせ魔物が生まれやすい環境を作った。
その影響は人間界に留まらず精霊界と魔界にも深刻な事態を引き起こした。
クロードの神としての両親
聖母
神々の産みの親である偉大なる聖母。
他の神々は権能で生み出したがクロードは夫となる破壊神の力を取り込んだうえで体内で構築した。
聖母の名に相応しく慈愛に満ちた性格。
クロードを溺愛しており親馬鹿なところがある。
破壊神。
クロードの神としての父親。
不要となった神や世界を滅ぼすために存在する。
クロードが神殺しの権能を持ったことで神の処罰はクロードに任せていた。
偉大なる聖母に一目ぼれして猛アタックの末に夫婦となった。
昔は不要と考えれば考えなしに神や世界を滅ぼしていたが聖母とクロードと接することで熟考するようになった。
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