「諸行無常」の四文字で片づけられたくない。

人類の歴史が始まってから、移り変わる季節、矢の如く過ぎ去る光陰の中で、無数の古人が詩に綴り歌に詠み万巻の書物に綴った思い。
何かを残したいなんて願うのは、この上もない贅沢。生き切ったら、自分の痕はきれいさっぱり後片付けして、後から来る人が通れるスペースを空けておかないとね。