序章

一、魔動列車は奈落に呑まれる

GM

 こんばんはー

一同

 こんばんは~

GM

 ではお待たせしました。日曜デモンズラインCP、開幕でございます。よろしくお願いいたします。

一同

 よろしくお願いします!

GM

 君たちは、魔動列車に乗っている。この列車は、ドーデン地方の〈鉄道の国〉キングスフォールからスルーザファングトンネルを抜け、いくつかの街を経由したのち、コルガナ地方中西部の都市クルツホルムへと向かっている。

 本来、この路線はクルツホルムからさらに北へと延びて、港町イーサミエ、荒野の開拓都市リイネスを通り、〈奈落の壁〉に築かれた要塞都市オクスシルダにまで達している。

 しかし、2か月前に発生した〈奈落の大侵攻アビスイロージョン〉――奈落から魔神の大群があふれ出したのと同時に、”奈落の魔域”がコルガナ地方北西部の各地に出現したことで、クルツホルム以北は、魔動列車を安全に運行できる場所ではなくなっていた。そのため、現在、魔動列車はクルツホルムを終点として、そこから折り返し運転を余儀なくされていた。

GM

 さて、そんな魔動列車の食堂車にて、君たちは食事を取っている。もしくは、各人自分の宿泊している車両で思い思いに過ごしていてほしい。

ナナ

 じゃあ、ご飯食べてよう。

ヴィルッキオ(以下ヴィル)

 ヴィルもご飯かな。

アクロライト(以下アクロ)

 黙々とご飯を食べている。

リュドミラ

 私は宿泊車両に居ようかな。カプセル食の人だし。

クラリカ

 宿泊車両にいましょう。宿泊車両内で鍋しています。

GM

 !?

リュドミラ

 わざわざ(

GM

 えーと(コロコロ)――通報はされてない。

クラリカ

 人里離れたところから出てきたので、いろいろ無知なのかもしれません。食事は自分で用意するものです。けむりもくもく、リュドミラさんが窓を開けていたら入るぐらいもくもく。

GM

 あ、さすがにそれは気付くな(((

リュドミラ

 私より先にNPCから注意受けてそうw というか、何の鍋ならそんなに煙が出るのか……。

ナナ

 熱源が焚火?

リュドミラ

 まさかの!?

クラリカ

 熱源は妖精です。

アクロ

 すごぉい。

ナナ

 妖精さんならセーフ。

リュドミラ

 セーフ。

GM

 それでも炎だからギリギリアウトのグレーだよ?!

リュドミラ

 とりあえず、リュドミラは自分の出番じゃなさそうなので、部屋から窓の外を眺める仕事に戻ります(

ナナ

 初手で常識ぶっ壊すストロングstyle.

GM

「宿泊車両から煙が……って聞いて来てみたら!」クラリカの食事に気づいた車掌が声をかけに来る。

「お客さ~~ん! さすがに他の方のご迷惑になってしまってますよ!」

クラリカ

「……? 申し訳ありません。何かご迷惑をかけていたのでしょうか」

GM

「いやぁ~。さすがにここで煙が出るほどのお料理は……その……ほかのお客様がびっくりしますし、なにより我々にとっては火事でも起きたのかと誤認しますので」車掌は冷や汗を掻きながら答える。

「食堂車が用意されていますから、お食事はそちらでどうぞ。お代金はチケットに含まれていますから」

クラリカ

「食堂……車ですか?」ユーシズ魔法学園に2週間滞在したことを思い出します。たしかに食堂とされる場所はあったけれども、あそこの生徒は自由だったため気にしてはいませんでした。

「そうですか。煙が……分かりました」鍋を抱えて食堂車に移動します。


(一方そのころ、食堂車では……)


ナナ

「……戦士……魔術師。……あれは、吟遊詩人……」通りすがりの人を観察してぶつぶつ言ってる。

ヴィル

「はわ~~。大変な状況でもご飯はちゃんと美味しいの提供してくれるの、さすキングスフォール始発列車ってだけあるね……! おかわりはできなさそうだけど、しっかり美味しく頂かなくっちゃ!」ぱくぱく。もりもり。ソレイユが育ての親だし、きっと健啖家に育っただろうな……。

アクロ

(今回の旅の目的は、俺の本来の目的とはかけ離れてはいるが、ヴィルマに死なれるとルベラが悲しむからな……)めちゃくちゃ丁寧なテーブルマナーでもぐもぐしている。

ナナ

「バトルダンサーに、神官」

「冒険者として同等の実力で集まる方がいいらしいし……」二人にちらちら視線送るね。あくまで見てくるだけだぞ!

ヴィル

 ご飯に夢中で、ナナの視線に気づかない!

ナナ

「……まぁ、町についてからでも問題はない……」

アクロ

「……顔になにかついていましたか」とナナに。

ナナ

 じゃあこっちも話しかけてくれたし、「ん? あぁいや、一人で仕事をしようにも私はこんなんだからねー。だれか一緒に冒険者やってくれるような人材を探してただけさね」担いでいる銃を見せます。

アクロ

「……ああ、なるほど」

「俺も神官の身。攻撃と防御に置いて役割は分担されていれど、流石に前衛がいないと厳しい。だから彼を見ていた、と」ちらりとヴィルッキオに視線を移し、また丁寧な所作でご飯をもぐもぐ。

ナナ

「彼?」

「彼女は女性ではないのかい?」すっとぼけ。

アクロ

「隠してはいるが、骨格を見れば分かる」

ナナ

「……そういうものは心に秘めておくべきだと思うがね」

リュドミラ

 男の娘キャラはカミングアウトのタイミングが重要だからね((

ナナ

「無粋な神官くん。私は現在仲間を募集していてね。実力は同程度だと睨んでいるのだが、私の冒険に一枚かまないかい?」

アクロ

「こちらにも目的がある。その手助けをしてくれるなら、力は貸す」

ナナ

「了解。これでぼっちは脱却だな」

GM

 あ、そろそろ次の描写入りますね。

一同

 はーい。

GM

 では、そんな風に過ごしていたその時だ。突然、けたたましいブレーキ音と共に、列車が停止する。食堂車では「な、なんだなんだ!」「なによ、一体どうしたの!?」と戸惑う乗客の声が響き渡り、次いで「お客様、お客様お静かに!」と乗客をなだめる車掌の声が聞こえるだろう。

 そんな中で、もしも窓を眺めている者がいれば、窓の外がいつの間にか夕焼け空になっていて、また、オーロラが降りていることに気付けるだろう。


 ここでGM、痛恨の描写ガバをする。”奈落の魔域”が発生する際、その予兆として空にオーロラがかかるのだが、〈魔域〉に突入してしまった時点でその描写を行ってしまった!


GM

 ……あー、オーロラって魔域じゃなくて魔域の出る兆候だっけ。

ナナ

 うん、予兆。

リュドミラ

 魔域が出る兆候やね。

GM

 じゃあオーロラはあれ、えーと……消えかかるところって感じで(

一同

 はーい。

GM

 オーロラはやがて消えた。兆候と出現がほぼ同時だったのかもしれない……と言うことにしてくれたまえ。数名の乗客も気づいたようで、「ねぇ、ちょっと……!」窓を指さしている。

ヴィル

「……ほあ~! どうにかデザートは死守したぞ!」ゼリーの器を両手で抱え込みつつ、あたりを見回す。

「一体なんだなんだって~の」ゼリーをもきゅもきゅしながら窓の外を見ましょう。

ナナ

「……やれやれ、初めての列車だというのに……」銃に弾込めて立ち上がる。

「どうにも見慣れた空だ」

アクロ

「……ハルーラ様のオーロラ。ということは……奈落の魔域……!」立てかけてたスタッフを持ち立ち上がる。

リュドミラ

「……」装備と荷物を整えて窓の外を確認してオーロラを見る。次に窓を開けて車両周辺の状況を確認。

GM

 車両は止まっている。脱線した様子はない。どうやら運転手が状況に気づきつつも安全に運転を停止したようだ。

リュドミラ

「……」荷物を持って車長か運転手を探す。

ヴィル

「……ふーん?」オーロラに気づいて、武器を取りに戻ろう。武器を持ったらそのまま列車の外に出る。

ナナ

 何人かオーロラの方へ行くのを見送ってからついていくよ。

クラリカ

 スプーンから口を離してオーロラを見て、周囲の人々には異常がないかを見て、「慌てて武装されている方がいるようですが、襲撃のアイズか何かですか?」と、近くの人に聞いてみます。

GM

 クラリカに話しかけられた乗客は「わ、分からねえよ」と答えながらも、言葉を続ける。「ただ、あのオーロラが見えたか?」オーロラのあったところを指さしながら言い、「もしかしなくても、列車ごと”奈落の魔域”に……!?」そう言って、がたがたと震えてだした。

クラリカ

「これが”奈落の魔域”……? なるほど、不思議な存在ですね」

ナナ

 ある程度見送ったらとりあえず列車の上に上りたいな。できます?

GM

 車両の外に出ることは可能だ。ただ、車両を出たところでイベントが起きる。

クラリカ

 はーい。名前の書かれた鍋をそのままに、外に出てみます。

ナナ

 おっけ、ヴィルとアクロが出たのを確認してから外に出るね。

アクロ

 外へGO!

ヴィル

「ありゃ。オーロラ消えた。そういや予兆とかなんかだったっけ」普通より柄の長いパラソルを片手に辺りを眺めよう。

リュドミラ

 やばい私だけまだ外に出れてねぇ(

GM

 じゃあ、リュドミラの車両の近く。どこからともなく、金髪の女性が姿を現す。大きな槍を携えた女性は、そのまま車両から出た者たちに近づいて行くのが見て取れるよ。

リュドミラ

「……」車員を探して話をするか、今の女性を追いかけるか顔を右往左往して悩み。

GM

 しまった、コミュ障だった。

リュドミラ

 女性の方を追いかけよう(

GM

 ちゃんと来てくれた。

リュドミラ

 いやほんとはさ、車長と話して魔域何とかするから解決しても動かないでってお願いしようと思ってたんだよね。解決したのに置いてかれたら悲しいし。

GM

 なるほどw まぁさておき、RP。「ふむ。戦えそうなものがいたか。よかった」女性は降り立った者たちを見てそう口を開く。

ヴィル

「おろ、おねーさん、どなた?」

アクロ

「君は……」

リュドミラ

「……」女性の更に後ろから歩いてくるリュドミラ。

クラリカ

「戦いになるのですか?」

ナナ

「ん」

「だれでもいいや、君がリーダーということで。指示ちょうだい」

GM

 あ、さてはナナちゃん、君には主体性と言うものがないな。受動的とも言う。

ナナ

 基本的に疑り深くて慎重で臆病なので……。

GM

「まずは、自己紹介をしよう」と女性は話し出す。

「私は、アレクサンドラ・ペトローヴナ・ザッフカリーナ。シャルィーキン公爵令嬢イリーチナ様にお仕えする騎士にして、“壁の守人”の一人だ」

「貴公らの名を聞いてもよいか?」と、アレクサンドラは君たちに問いかける。ちなみに、導入6の「研究」を選んでいるPCは、“壁の守人”という単語に耳を傾けてもいい。旅の理由だからね。

クラリカ

 はーい。

ナナ

「名前……名前ねぇ……」

アクロ

「アクロライト・セプテントリオだ。ハルーラ様の神官をさせていただいている」

ヴィル

「僕はヴィルッキオ・デ・ディエゴだよ。長いし、ヴィルって呼んでくれていーよ。サンドラさん!」

ナナ

「ナナでいいや。狙撃手」

リュドミラ

「………ぁ、ウサギさん」此処でナナに気付く(自己紹介しろよ)。

ナナ

「……ん? あぁ、にんじん君」

リュドミラ

「人参じゃない……」

ナナ

「君の名前、発音が難しいんだよ。親しみやすくていいじゃないか」

リュドミラ

「……そう……」なら仕方ないね(

ナナ

「なんでみんな名前が長いんですか」

アクロ

「長いと思うなら、アクロで良い」

ヴィル

「あぁん? なぁに、ウサギのおじょーちゃん」ナナにガンつけよう。

「ママがつけてくれた名前に文句でもあんの??」

ナナ

「や、文句はないよ。いい名前だと思う。ただ、私はヒトの名前を覚えるのが苦手でね」

ヴィル

「ふーん。そう。じゃ、僕のことはヴィルって呼んでいいよ」

「その代わり、僕も君のことは……そうだなぁ……ナナちって呼ぶね!」

アクロ

 ナナチ……。

リュドミラ

 ナナチは可愛いですねぇ(ボ卿感

ヴィル

 ナナちで最後だけひらがながミソ。

ナナ

「構わないよ。ヴィルね、なるべく覚えておこう」

ヴィル

「へーい。よろぴっぴ」あ、そうだ。みなさんにあだ名つけてもいいですかね。呼びやすさって感じで。ナナちゃんとのRP絡みで。

アクロ

 いいですよ~。

リュドミラ

 いいよ。既ににんじん君って渾名あるけど(

ヴィル

 まぁそれは名前捩った奴でもナシww

クラリカ

 どうぞー。逆にフルネームでいってみます。

ヴィル

 わーい。ありがとです!

クラリカ

「クラリカと申します。一族のみで暮らしていたため、あなたのような苗字は持ち合わせていません」

ナナ

「やっとわかりやすい名前の人が来た」

クラリカ

「ヴィルッキオ・デ・ディエゴさん、よろぴっぴ? 方言でしょうか」

ヴィル

「方言とはちょっと違うかも! よろしくねってのを可愛く言ってるだけだから。ん~、造語?」

クラリカ

「そうなのですね。造語で通じるものなのですか……ふむふむ」

リュドミラ

「……戻った方が良い」自己紹介そっちのけで、危ないから非戦闘員は戻ろうねと勧告。

GM

 非戦闘員……誰のことじゃろ。

ナナ

 だれだ……。

リュドミラ

 さぁ?((

ナナ

 武器らしい武器を持ってないのは、ヴィルち?

リュドミラ

 あとはクラリカ? 鍋持ってたし(

クラリカ

 鍋……無事かしら。

ナナ

 鍋の心配してらっしゃる。

ヴィル

「んあ? あー、これ見てる?」じゃあパラソルの頭の方をよく見えるようにしよう。槍の穂先がついてるから、それをリュドミラに見えるように。

「わっかりにくいよね! これ一応武器だよ!」

ナナ

「暗器の類? いいなぁ、穂先に矢毒塗りたくなる」

クラリカ

「そうでした。私は妖精魔法を使えます」華美なる宝石飾りを見せます。リュドミラさんには妖精は見えないけれども。

リュドミラ

「……そう」ヴィルは武器持ってるならいいや感。

GM

「君は……見たことない種族だな?」金髪の女性は、魔法文明時代の人(PL向けメタ情報)だから、多分ルンフォが分からない。

リュドミラ

「……ルーンフォーク」アレクサンドラに答える。

GM

「ルーンフォーク……」金髪の女性は反復してから「アクロナイト、ナナ、ヴィルッキオ、クラリカ、それにルーンフォークだな」と言います。リュドミラだけまだ名乗ってないから、これでいいな。

ナナ

 コミュ障がいかんなく発揮された結果である。

リュドミラ

「………」首を横に振ってよう。それ名前ちゃう種族名や。

ヴィル

 ルーンフォークは種族名だからそれ聞いてちょっとフフッて笑っていましょう。

GM

「???」金髪の女性は首を傾げている!

アクロ

(ルーンフォークは種族なんだが……)と思いつつ、自分の名前については「アクロライト。ナイトじゃない」と修正入れておこう。

GM

「失礼した。アクロライトだな」一文字ずれてますねぇ……。

リュドミラ

 人間って最初と最後の文字が合ってると誤認するんよ((

ヴィル

「おねーさん、ちゃんと名乗らないとダメだよ。伝わってナイナイ」とリュドミラに。

ナナ

「んーと、たしか」

「りゅ、りゅ……りゅみどら……?」

リュドミラ

「……」ナナに頷く。……あ、ダメじゃん頷いちゃ。

「リュドミラ……」

GM

「リュドミラだったか。すまないな」金髪の女性は頷いた。

GM

 では、自己紹介が終わったところで、車掌の制服を着た男性が一人、草原に降りてくる。「失礼する! あなた方、冒険者さんでよろしいですか?」と君たちに話しかけてきた。

リュドミラ

 そうだ車掌だ。ずっと名称が出てこなかった。

クラリカ

「その予定です」 町についたらなる予定だったかもです。

アクロ

「ああ」

ヴィル

「そだよ~!」

GM

「冒険者……私は“壁の守人”だ」と金髪の女性は答える。

リュドミラ

「……」首を横に振る。「傭兵……」

GM

「ふむ……冒険者ではなくとも、戦える様子ではありますね」と車掌は言って、自分は鉄道ギルド・クルツホルム支部の鉄道整備局で副長を務める、ヤルノ・ユリマキであると名乗った。

「先ほど、ようやく車両すべての乗客のみなさんが落ち着きまして。また、現状の把握が完了いたしました」と、ヤルノは語る。

「みなさんもお気づきかと思われますが、この列車は”奈落の魔域”に飲まれたようです。どうか、この魔域の攻略をお願いできませんでしょうか。報酬はもちろんお出しいたします」ヤルノは、そう言って君たちに報酬として鉄道ギルドから8000Gが支給される旨を伝える。

リュドミラ

「……」頷く。元々その予定でしたので。

ヴィル

「オッケーオッケー。僕もここから出ないことにはだしね!」

クラリカ

「承知致しました」

アクロ

「わかった。引き受けさせていただこう」

ナナ

「了解」

GM

「私も断る理由はない」と金髪の女性は答える。

 ヤルノは「ありがとうございます。では、せめてこちらを」と言って、君たちに小箱を差し出してきた。小箱を開くと、中には宝石のついた指輪が人数分収められている。任意の〈能力増強の指輪〉がそれぞれに一つずつ配られる。好きなのを持っていくといい。

ヴィル

「わ、いーの!? 鉄道ギルドって太っ腹だねぇ!」巧みかな。

アクロ

 知力~。

リュドミラ

 え……どうしよう……知力かな、先制判定用に。

クラリカ

 新しいお家かなーと様子を見に来た妖精が、住み心地良くないってもとの宝石に帰っていくのを見届けてから、知性の指輪を受け取ります。

ナナ

 じゃあ敏捷かなぁ、先制取りたいし。


 ここで改めてクエストのおさらいだ。


 序章クエスト:魔域の攻略

 報酬:一人1600G

 内容:クルツホルム行きの魔動列車が”奈落の魔域”に飲み込まれた。攻略をお願いしたい!


 また、更に次いで、今回のCPの目玉の一つである〈守人フェロー〉についても説明が入る。


GM

 では、アレクサンドラの扱いについて。アレクサンドラはフェローとして扱われる。また、アレクサンドラの行動表は一つだけ任意決定が可能な欄が存在する。《魔法拡大/数》を宣言した【キュア・ウーンズ】か、ノーマルスピアによる近接攻撃だ。これは、今ここで決めてもらうことになる。この魔域攻略中は変更不可となるよ。

「私ができることを伝えよう。私は前衛でもあるが、イーヴ様の神託を受けた神官でもある」とアレクサンドラは語る。

「ここでの行動は、貴公たちの動きやすいようにしよう」

リュドミラ

 近接物理で(

アクロ

 近接かなぁ。

クラリカ

 他にMP使う行動はありそうです?

GM

 コマにカーソル合わせてもらえると、フェロー行動表を見ることができるので、そちらも合わせて見てくださいな。

クラリカ

 了解です、ありがとうございます。(確認中)……では、私も攻撃に一票です。

リュドミラ

 回復はアクロさんと私が居るから大丈夫でしょう(慢心)。

GM

 【ヒールスプレー】持ちか。

リュドミラ

 当然。ついでにポーションも持ってるから、主動作でポーション飲めるし。

GM

 じゃあ使う行動表の方をメモして……行動開始だ。

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