第12話 お彼岸

 昨日はばあとばあのお母さんが眠るお墓へお墓参りをした。数日前に、


「ばあさんが○○食いたいって夢に出てくるんだけど何かわからない」


 と、ばあが言った。ばあには霊感があるようで、よく亡くなった人が夢に出てくる。そして○○が食べたいと伝えてきます。例えば、既に亡くなっている近所の親戚のお爺ちゃん。1月8日に「七草粥が食べたい」と出てきたので、お爺ちゃんの家族に伝えます。


「あ、バタバタしてて七草粥忘れてた。毎年作ってたのに!」


 というパターンとか。

 ほぼほぼ親戚です。笑


 しかし今回は何が食べたいんだ? とばあも『?』。その時『きな粉飴』がピンときた。昔お婆ちゃんちにチビ息子ときな粉飴持って遊びに行ったなーと。


 美味しいって食べてくれたよね……

 (・。・)


 そして息子帰省中に2回きな粉飴を作ったから見てたかな? まあ、間違っててもピンときたからそれを持ってこう。うんうん。


 そして昨日、ばあと2人でお墓参り。おばあちゃん、もし違っても食べてね~♪


 お墓の前には大福ときな粉飴。ばあと一緒にお墓の前で大福を食べた。久しぶりにの大福、美味✨そしてその後はきな粉飴……


 にっがぁ~……ばあと固まった。

 大福の後に食べてはいけません💧






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る